今現在、ブラック企業にいて「まともな会社で働きたい…」と感じて毎日死ぬほど悩んでる人は多いはずです。
で、そうなると「どんな業界がいいのか?」とか、まともな会社を見分けるためにみんな頑張って求人情報を探して比較しますよね?
ただブラック企業からまともな会社へ転職できた僕の経験からするダメです。
これじゃあほとんどの人がまともな会社になんて入れません。
入社後になってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまう人には、必ずある共通の特徴があるんです。
それは”入社前に企業のことを徹底的に調べていない”ということ。
この状態で会社選びに挑んでしまうと、どんなに頑張って求人情報を見比べても結局は運頼みになってしまうんですよ。
でも出来れば失敗したくない、入社後に後悔しない会社を見抜きたいですよね?
幸い面倒臭がらずに少しの手間を惜しまなければ、誰でもまともな会社に入れる確率はあげられます。
この記事ではそんな”まともな会社に就職・転職したい人”へ向けて、僕が知っていることを全部書きます。
まともな会社で働きたい人ほど会社選びが適当
あなたはこれに当てはまっていませんか?
この見出しを見てドキッとした人は少なくないはずです。
過去の自分にも当てはまるので偉そうなことは言えませんが、「まともな会社で働きたい」と考えている人ほど会社選び方が適当なんですよ。
最初はみんな、求人を見比べて一生懸命に仕事を探しますよね?
給料・労働時間・福利厚生なんかを見ながら比較して、自分が望む条件に合う求人を絞りこんでいく。
ここまでは間違っていません。
ただ、ここまでの段階で得られる情報って企業側が一方的に開示しているものであって、実際に行われているものとは限らないんですよ。
つまり、この段階の情報には「嘘」が紛れ込んでいる可能性があるということです。
非常に大事な話をすると、基本的に企業は自社にとって都合のいい情報しか僕たちに公開しません。
この事実から目を背けると、90%以上の確率で会社選びに失敗します。
それなのにほとんどの人が企業の言うことを鵜呑みにして、慎重に調べたりなんかしてないんですよ。
だから公開されている情報だけで仕事を探す人は、入社してから「あれも違う、これも違った…」みないな感じになる訳です。
改めて説明されると当たり前に感じるかもしれませんが、これが”まともな会社に入れない最大の原因”なんですね。
自分の事を言われているようで、このまま読み進めるのをやめたくなった人もいるかもしれません。
ただ、この流れから僕が言いたいことは一つだけです。
一方的に与えられている情報だけで仕事を探す人は、何度転職してもまず騙されて失敗しますよってことです。
本当にその企業がまともかどうかというのは、自分から動いて情報を集めない限り正確に把握できません。
つまり、僕たちが確認できる求人情報は参考程度にとどめ、自発的な情報収集をする必要があるということです。
この意味を理解できないと、転職が厳しくなる年齢まで以下の様なループを繰り返すことになります。
- 何となく仕事を探す
- 実際に入社してみて後悔…
- また転職を考える…
↓
↓
そして最終的には納得できないまま、どこかのブラック企業に妥協して人生を預ける羽目になってしまうのがオチです。
そうならない為には、これから話すことはもっと大事になります。
まともな会社に転職するには”考え方”を変えること
じゃあどうやってこの状況を回避するのか?
本当にまともな会社に入りたいんだったら、学生のアルバイトじゃないんで真剣に考える必要があります。
昔の僕がそうだったように、”まともな会社に入りたい”と言っている人の大半は何となく会社を選んでしまっているんですよね。
つまり運が悪かったのではなく、何となく会社を選んでしまった結果として”まともじゃない会社”に入ってしまっている訳です。
いいですか?
単純計算でも、20代の人なら40年、30代の人なら30年、40代の人でも20年近くはその会社で働き続けることになるんです。
うわべの待遇やイメージだけで何となく会社を決めて「次はまともな会社だったらいいなぁ~」なんてぬるい考えは今すぐ捨てましょう。
まともな会社を探すために必要なことはたった1つだけです。
「企業の内部情報を徹底的に調べる」
シンプルにこれだけです。
会社を調べる方法はざっと見ても下記の4択。
売上高など”会社のデータ的な部分”に関しては、四季報(しきほう)という出版物を購入すれば分かります。
業界の知人頼る | 2chで検索 | 会社四季報 | 口コミサイト | |
---|---|---|---|---|
信憑性 | 高い | 低い | 高い | 高い |
手軽さ | 運次第 | 簡単 | 有料 | 簡単 |
難易度 | 高い | 低い | 普通 | 低い |
また会社の内情は転職先の業界で働いている知り合いがいれば直接聞けますし、ネットの掲示板なんかでも確認することができます。
でも当時、僕が転職を考えてる業界で働いている知り合いはいませんでした。
それならと2chなんかのネット掲示板を見たら、悪評に対して変に会社を擁護する投稿とかがあって信用できなかったんですよね。
僕の場合は人には頼れなかったので、信ぴょう性の高い情報を探した結果
キャリコネという口コミサイトを見つけて使いました。
このキャリコネというサイトは、その企業で働いたことがある人しか書き込めない企業の口コミサイトなんです。
つまり、その企業のことを良く知らない人が適当な口コミを書けない仕組みなんですね。
だから悪評はかなりリアルところまで書いてるし、会社を評価している人のコメントにも信ぴょう性があったんです。
給与・ボーナス・残業時間・休日・福利厚生・人間関係と、書いてある内容の幅もかなり広い。
僕は当時、このキャリコネを使って毎日食い入るように企業の内部情報を調べた結果、転職候補に入れていた企業を2社外しました。
何故かと言うと公開されている求人情報とは違い、実際は残業手当が付かず休日がほとんどないことを事前に知ることが出来たからです。
このように「入社してしまう前に、会社の実情を知ることが出来る」のがキャリコネの特徴なんです。
キャリコネでこういったリアルな企業の口コミを見るには、名前や生年月日などの基本情報や職務経歴などの登録が必要です。
匿名で使うような適当なサイトじゃないんで、結構真面目に入力しないといけないんですよね。
といっても実際にキャリコネを使うのに必要だったのは「15分程度の時間」と「フリーメールアドレス」位です。
そんなに時間もかからないですし、無料なので料金とかも取られません。
通勤中の電車でもパパッと登録出来て、その場ですぐに口コミが確認できるので利用するハードルはとても低いです。
最後に~まともな会社で働きたい人へ~
記事の冒頭でも書きましたが、会社選びに手を抜いてしまう人はまともな会社に入れません。
これは面倒なことを避け続けてきた昔の僕です。
ここまでこの記事を読んでくれた方の中には、僕と同じような苦い経験をしている人も多いでしょう。
でも僕はこの記事で書いたような考え方に切り替えることで、年齢的に厳しくなる前にまともな会社に転職することが叶いました。
一歩踏み出すことは確かに億劫ですが、面倒なことを乗り越えることで得られるものもあります。
ここで紹介した方法はあくまでも一例ですが、まともな会社で働きたい人は企業をきちんと調べ同じ過ちを繰り返さないことです。
そのためには少しの手間を惜しまず、自分自身の目で企業の正体を見抜く力が必要ですよ。
【僕がまともな会社を見抜くのに使ったサイト】