しんどい夜勤仕事を辞めたい人必見!知っておきたい3つの身体リスク

夜勤を辞めたい人が知っておきたい身体リスク
  • 体調不良と睡眠不足が続いてしんどい…
  • 年を重ねるごとに夜勤がつらくなってきた…
  • 不規則な生活が続いて何だか鬱っぽい…

勤務時間が不規則な職業に就いており、夜勤の悩みを抱えている方は多いですよね。

 
昼夜逆転の生活も若いときはみな勢いで乗り切れてしまうため、最初はあまり深く考えずに仕事へ就いたはず。

 
でも実は夜勤仕事って「期間限定の仕事」なんです。

 
何故なら不規則な生活に耐えられるのが若いうちだけで、身体を壊したりする確率が年々上がっていくからなんですね。

 
長い目で見て健康を守りたければ、夜勤仕事は決して40代・50代まで続けるもんじゃありません。

 
実際夜勤を経験したことがある人ならわかると思いますが、年々体力は衰えていくので体への負担も増えていきます。

 
だからこそ身体へのリスクをきちんと理解して、人生プランを考えておく必要があるんですね。

 
この記事ではそんな、夜勤仕事を辞めたい人が知っておきたい3つの身体リスクについて解説していきます。

夜勤仕事が引き起こす3つの体調不良

①体内時計が狂い自律神経が乱れる

夜勤仕事が引き起こす体調不良として一番に挙げられるのが、体内時計が狂う事による自律神経の乱れです。

 
身体の機能をコントロールする自律神経が乱れてしまうと、頭痛や動悸・めまいなど様々な体の不調を引き起こす原因になります。

 
普段から食事・就寝・起床の時間が一定で、規則正しい生活をしていればこのようなことにはなりません。

 
しかし夜勤の仕事をされている方は生活サイクルが一定ではないため、どうしても自律神経の乱れから体の不調を引き起こす確率が高くなってしまいます。

②不眠症などの睡眠トラブル

体内時計の乱れからくる症状の一つとして不眠症などの「睡眠トラブル」があります。

 
単純に”寝付けない”という症状のほかに、眠くて体も疲れているのに1~2時間で目が覚めてしまう中途覚醒です。

 
これは世間一般では「睡眠障害」などと言われているものなので聞き覚えがあるはず。

 
こういった症状によって慢性的な睡眠不足に陥ると、判断力の低下などにより仕事に支障をきたすといった事も考えられます。

 
市販の睡眠薬や睡眠導入剤もありますが、根本的な解決にはならないため慢性的な睡眠不足に陥る危険性があります。

③うつ病などの精神的な病

こういった自律神経の乱れを甘く見て治療をしなかった場合、うつ病などの精神的な病につながってしまう事があります。

 
毎日不規則な生活を強いられ、睡眠不足まで併発すると精神的なストレスも増大し、「何に対しても興味がわかない」というような鬱状態に発展する可能性も。

 
これは不規則な生活が原因で起きているため、元の健康な状態に戻すためには規則的正しい生活をして体内時計をもとに戻していく必要があります。

夜勤仕事のメリット

平日昼間に用事を済ますことができる

夜勤明けなら日勤ではなかなかできない病院や役所・銀行などでの用足しが可能です。

 
特に病院は待ち時間もあるので大変ですが、夜勤明けにそのまま直行することが可能に。

 
体力があれば思い切って遊びに行くことも出来ますね。

 
病院や役所などは普通に日勤で働いていると仕事が終わりには閉まっていることが多いので、夜勤仕事のメリットと言えますね。

時間外手当・夜勤手当で収入があがる

深夜帯に仕事に入ると夜勤手当(深夜手当)が支給されます。

 
夜勤手当の金額は法律で決められている訳ではないので一律ではありませんが、手当が10,000円を超える職種の場合は大きな収入源となります。

 
一例として介護職であれば1勤務あたり5,000円など職種によって金額も様々ですが、日勤よりも収入が良くなります。

夜勤仕事のデメリット

規則正しい生活ができない

夜勤仕事をしてしまうと、どうしてもできないのが「規則正しい生活」。

 
下手をすると毎日、食事・就寝・起床のリズムがバラバラになり、眠気やだるさなどに襲われます。

 
昼間の仕事をしている人は多少のズレがあったとしても、食事・就寝・起床の時間はほぼ一定なだけに、どうしても”不健康な生活”と言わざるを得ません。

 
これは体内時計の問題なので、「睡眠時間」や「栄養のある食事」では解決できません。

 
規則正しい睡眠と食事は健康を保つ上で必要不可欠であるため、夜勤の仕事をしている時点で大事な健康を損なっていると言っていいでしょう。

休日の予定が合わせづらい

「夜勤をする」という事は、シフト制の仕事をされていると思います。

 
そうすると必ず出てくるのは「休日の予定合わせがうまくいかない」という問題です。

 
夜勤の性質を利用して夜勤明けにそのまま出かける事も出来なくはないですが、体力的な問題も考えると20代前半までが限界。。。

 
そうすると毎週の休日が定まっている昼間の仕事が本当にうらやましく思えてきます。

 
仕事が大事なことはもちろん理解をしていますが、やはりそれを支えてくれる家族や恋人、友人などと楽しい時間を過ごせないのは辛いですよね。

常に勤務時間に振り回される人生

これは夜勤がある仕事の宿命でもありますが、常に勤務時間に振り回されながら生きていかなくてはいけません。

 
毎週・毎日異なる勤務時間、急な欠員によるシフト変更、休日出勤などと常に隣り合わせにいながら”毎日をただこなしていく”ような感覚に陥ります。

 
また仕事なので仕方がないとはいえ、やはり普通に昼間働いている人と比べると時間の使い方が限定されます。

 
当然プライベートを充実させることは難しく、ストレスもたまるはず。

 
将来的に家庭を持ち、子供ができたときのことを考えると余計に両立させるのが難しくなってくるのが夜勤の欠点と言えます。

人生を長い目で見て一度仕事を考えてみよう

夜勤仕事は昼間に自由な時間ができたり給料が良かったりと、悪いことばかりではありません。

 
ただ自身の健康とプライベートの充実を考えたとき、誰もが他の選択肢を探し始める現実があります。

 
将来家庭を持ちたい人なら尚更、規則正しい生活時間と休日は必要になるはず。

 
何歳からでも遅くありません。

 
夜勤仕事の人は自分の年齢や体力、描いている将来の形にあわせて一度自分の仕事を考えてみましょう。

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