「こんな会社は辞めるべき!?」
こんなタイトルの記事を覗いてしまったあなたは、きっと今の職場環境に疑問を感じてモヤモヤしてるはずです。
会社に対して「何かがおかしい・・・」と感じつつも、それを確かめる術がないし自分の判断に自信もない。
ただ自分が働いている職場が一般的に見て「おかしな状況」であっても、内部にいると正確な判断ができないということはよくあります。
この記事ではそんな皆さんの参考になるように、辞めた方が良い会社の特徴を幅広く集め記事としてまとめました。
普段から劣悪な環境で働いてしまっている人にはもちろん、人生を預けてはいけない会社を見抜くのに少しでも役立てば幸いです。
目次
“気付いて欲しい”辞めた方が良い会社の特徴
労働内容と給料が見合わない・基本給が低い
自分と似たような業種の同年代と比べて給与が低い場合、今の会社で将来的に給料が伸びる可能性があるのかは必ず考えるべきです。
少し抵抗があるかもしれませんが自分の労働量から得られる給料を当たり前だと思わず、周囲の人に相談してみるのも効果的でしょう。
またあまり知られていませんが、基本給が低いとボーナスや退職金の金額が下がり本来受け取れるはずのお金が少なくなってしまいます。
ブラック企業はこの事実を理解した上で基本給を低く抑え、「手当」の割合を高くしているところが本当に多い。
知識がないと騙されてしまうので自分の給与明細を確認し、手当などで不当に誤魔化されていないか必ず確認しておきましょう。
休日はおろか休憩時間もろくに取れない
休憩もろくに取れず、休む事さえままならないような人は「充実した毎日」とは程遠い人生。
こういう環境にいる人のほとんどは、自分の時間を犠牲にしているうえに残業代も出ないような状況でしょう。
それでも「この業界はそういうもんだから・・・」「今は忙しい時期だから・・・」と諦めて、丸く納めてしまうのはよくありません。
どんなに忙しくても、きちんと休日や休憩を取っている会社はあるんです。
最初から休日や休憩を潰さないと仕事が終わらないような会社は、間違いなく確信犯ですよ。
一年中絶えず人手不足に陥っている
年中人手不足に悩む会社は、間違いなく何らかの”欠陥”のある会社です。
離職率が高いということは仕事内容や職場の人間関係、給与や休日などの中に「これは続けられないや・・・」と思う要素が確実にあるという証拠ですからね。
また”会社を辞める”という行動は連鎖反応を起こしやすいため、誰か辞めるたびに「私も辞めよう・・・」となりやすいのも特徴の1つ。
特に仕事ができる中心人物が辞めたのを皮切りに、組織が崩壊していくのはよくあることです。
魅力のない会社で職場の同僚が次々と辞めていくような状況にある人は、逃げ遅れないようにきちんと状況を把握しておきましょう。
上司や先輩からの暴言や”いびり”がひどい
威圧的な態度で接してきたリ、仕事とは関係の無いことで言葉の暴力を受けたりしている場合は、本気で仕事を変えることも視野に入れましょう。
悔しいですがこういった行動は相手が権力を握っている場合、どうすることもできません。
上司や先輩に言い返したりしたところで逆効果。さらにエスカレートする可能性すらあります。
大切なのは意味のない、終わりのない我慢をしない事です。
ストレスに押しつぶされてしまう前に、「耐えてまで働く価値のある仕事なのか」を考えてみることをおすすめします。
もう同僚や会社のことが信用できない
職場では生まれも育ちも違う人間が集まって仕事をするため、多少自分と合わない人がいるのは仕方がありません。
ただ自分に直接危害を加えてくる場合は別です。
悪口や嫌がらせ、人の仕事を奪うなど直接的に自分を攻撃してくる同僚がいるならそれは異常な環境だと思いましょう。
できる対策は限られていますが、可能な限り対応していきましょう。
この先も上司について行こうと思えない
社会人として仕事をしていく上で、どうしても切り離せないのが直属の上司。
一番身近な存在故に、上司との関係が上手くいかなくなると仕事をしていくのが大変になりますよね。
「上司なんてそんなもん」という人もいますが、これは嘘。
企業の中で順調に出世していく人は、必ずと言っていいほど上司に恵まれアドバイスをもらっていますよ。
ついて行けないような上司はハズレなんです。
職場全体のレベルが低い
劣悪な環境というと長時間勤務や低賃金ばかりに目が行きがちですが、やる気のない人たちばかりの職場は自分のレベルと意識を低下させます。
人によっては「楽できそうでいいな」と思うかもしれませんが、実際に働いていると仕事に対する意識やモチベーションが大きく下がりますよね。
特にスキルアップを目指したりしながら、社会人として前向きに働きたい人にとっては苦痛でしかありません。
優秀な人だと自分の能力の低下を招くことにも繋がるため、甘い環境に慣れきってしまわないことが大事です。
自分が置かれている環境を”当たり前だと思わない”
どんなに劣悪な環境におかれていても、自分がその状態に慣れきってしまうと「こんなものかな」と思ってしまいがちです。
ただ実際には、きちんとした給与・労働時間・休日・職場環境で働ける会社はたくさんあります。
友人や周りの人に職場の話をしてみて、初めて自分の環境が異常なんだと実感する人も少なくありません。
そのくらい「慣れ」というのは恐ろしいものです。
良くない環境を一方的に受け入れてしまわずに、今の会社に人生を預けていいのか考えるきっかけになれば幸いです。