- 今までの仕事は自分に合っていなかった気がする
- でも他にやりたいことや出来ることがある訳でもない
- 自分に向いている職業はどうやって探せばいいの?
少しでも転職を考えたことがある人ならぶつかる「適職」の問題。
「本当はもっと熱中できて、自分の長所を生かせるような仕事があるんじゃないのか?」
“現在の仕事が合わない”と感じている人ほど、こういった葛藤を抱えていると思います。
向いていない仕事を続けていると人は自然と自信を失くしていくし「自分に向いてる仕事なんてないんじゃないか…」と考えることもある。
でも仕事には向き不向きがあるので、自分に向いている仕事というものは必ずあるものなんですよ。
何となく敬遠していた仕事や、思いもよらない仕事が”実は自分に合う仕事だった”ということも少なくないんです。
つまり、大勢の人が自分に向いている仕事と巡り合っていないだけなんですよね。
葛藤している今の状態から抜け出すには、自分自身をよく知って理解することが重要になります。
この記事では僕自身の経験から、自分に向いている仕事がわからない時の考え方と対処法について解説していきます。
目次
「自分に向いている仕事」の定義を考える
早速ですが一口に「自分に向いている仕事」といっても、漠然としている感じがして判断に困りますよね?
僕たちも感覚的に理解している部分があるので、明確に答えろと言われたら難しいはずです。
ここで僕が”自分の向いている仕事”を分かりやすく定義するなら、特に意識しなくても人並み以上に出来てしまう仕事だと思います。
またさらに付け加えるなら、どんなに忙しくても苦にならず自発的に取り組めるような職業でしょうか。
例えば学生時代を振り返ってみるといませんでしたか?
ものすごく細かくて難しい計算をさらっとやってのける人や、全く見知らぬ土地に行ってもあっという間に友達を作ってしまうような人達が。
これって計算力やコミュニケーション能力が高いってことで周りからすれば「すごい!」の一言なんですが、本人たちは全く意識してなかったりします。
こういったごく自然に、無意識に人並み以上に出来ることが「自分に向いている仕事を探すヒント」になるんですよね。
例えの話ではありますが、上記の様な人たちは経理や営業などで力を発揮するのが想像できます。
適職に悩むのは普通だから心配しなくていい
ただそんな簡単に自分に合う仕事が見つかれば誰も苦労はしません。
今現在、「この人はこの仕事に向いているよなぁ」と感じさせる人たちは、自分の適性(特徴)をきちんと把握している人だと言えます。
もっと簡単な言葉にすると “自分のことをよくわかっている”という感じ。
もちろん努力もしているとは思いますが、そもそものスタート地点が違うので他の人が同じように努力しても追いつけないんですよね。。
なのでそういう人を見ると「それに比べて自分は…」となりがちです。
ただ「今は自分に合っている仕事をしているけど前は違った」という人もいますし、全く悩まず回り道せずに自分に合った仕事へ就ける人は一握りです。
よっぽど自己分析が出来ている人だったり、相当運が良い人というのがほとんど。
実際は「向いている・やりたい」と思っていた仕事が案外そうでもなくて、上手くいかないことの方が多いはずです。
なので自分に向いている仕事がわからないのは確かに不安ですが、そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。
経験の無い仕事を敬遠するのはもったいない
実際に仕事を探していると「これは自分には向いてなさそうだな…」と何となく判断することってありますよね?
ただここで注意したいのが、経験の無い仕事を不向きだと思い込まないことです。
何となく仕事の向き不向きを予想することは出来ますが、こればかりは実際に経験してみないと分かりません。
僕は一時期、知人に頼まれて販売の仕事をしていた時期がありましたが、最初は絶対に無理だと思っていました。
そもそも販売経験がないという事もありましたが、初対面の人と上手く会話をするのが苦手なので成り立たないと予想したからです…。
ところが子供向けの商品だったため、子供と軽く会話を交わしてから親に話しかけ、販売のきっかけを作るとイメージよりも簡単に出来てしまいました。
というのも、子供には抵抗なく気さくに話しかけられたんですよね。
初対面の人と話すのは本当に苦手なんですが、子供とのコミュニケーションが取れる自分にとってこの仕事は向いていたのかもしれません。
これは本当に小さな例ですが、経験の無い向いてなさそうな仕事でも意外なところで適職が見つかる可能性を感じますよね。
自分の得意なことを理解すれば状況は変わる
やりたい仕事が浮かばなかったり、どの仕事もやっていけそうにないと感じても「自分の得意なこと」を理解できれば状況は変えられます。
最初からその得意なことを基準に考えて、仕事を探すことが出来ますからね。
僕のエピソードはただのラッキーですが、「向いてないな…キツイな…」と感じる顧客対応の仕事を5年ほど続けていました。
ただひょんなことから部署異動で制作の仕事に回ることができ、とても楽になったのを今でも覚えています。
何故かと言うと、たまたま細かい作業や進行管理が得意だったんですよね。(顧客対応はダメダメでしたが…)
最初から自分の適性に目を向けて仕事を探していれば、顧客対応の仕事で5年間も消耗する必要はなかったかもしれません。
これは共感してもらうのが難しいかもしれませんが、自分の得意なことと仕事内容が合致すると、沢山働いても疲労感がまったく違いました。
僕の場合は運よく自分の適性と新しい仕事内容が合致しただけですが、それだけ自分の強みと仕事の相性は重要だと言えます。
適職を見つけるにはまず自分を知ることから
ここまで書いてきたように、自分に向いている仕事を見つけるにはまず自分をよく知ることが必要になります。
今までの経験から安易に判断してしまわずに、自分を知ることで考えてもみなかった天職と巡り合える可能性が出てきます。
普段は意識しない「自分は何が得意で何が苦手なのか」を考えれば、おのずと自分の強みを把握することが出来ますよね。
自分に向いている仕事を見つけるなら、リクナビNEXTが行っている「グッドポイント診断」で自己分析をするのもいいと思います。
このグッドポイント診断は“自分の強み”を分析できる診断ツールで、簡単な質問に答えて自分の隠れた強みを知ることが出来ます。
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肝心の診断は質問数がやや多めではありますが、質問内容が簡単でゲーム感覚で進めていけるためほとんど苦になりません。
過去に何らかの診断テストを受けた経験がある方なら、簡単にできるレベルなので安心してください。
また、何故メールアドレスが必要なのかと言うと、非公開の求人情報が見られるリクナビNEXTに登録する必要があるからなんです。
ただこれに難しい登録作業などはなく、YahooやGmailなどのフリーメールアドレスがあればすぐに完了できる簡単なものになっています。
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強みの種類が多く、バラエティに富んでいるので診断結果も楽しめると思います。
このグッドポイント診断で出た結果は、就職や転職の面接時に自己アピールの素材として使うことも可能です。
例えば、実際に自分の性格だったり特徴を履歴書や面接を通して伝えるのは、日頃の訓練がないと意外と難しかったりしますよね?
そこで面接官に自分の強みや特徴をハッキリ伝えることが出来れば、それだけで良い印象を与えられることになります。
そういった大事な場面にも上手く活用できるので、グッドポイント診断の結果はその場だけでなく、後々役立ってくれる可能性も高いんですよ。
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こういった形でグッドポイント診断は「自分に向いている仕事がわからない」と感じている人に、適職を探すヒントを与えてくれます。
診断は無料で受けられるため、まだ転職すると決めていない人が試しても無駄になることはありません。
自分のことを客観的に評価してもらえる機会は少ないですし、改めて自分のことを知るための小さな一歩としても使えます。
僕もそうなんですが、今まで考えもしなかった仕事と巡り合って自分の能力や性格にふさわしい仕事を掴んでいる人は多いんですよね。
そういったチャンスに巡り合う一つのきっかけとして、この記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
自分に向いている仕事がわからなくて悩んでいる人は、グッドポイント診断を上手く活用してみてください。
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