- 体が弱くて体調を崩しやすいので働けない
- きちんと就職もしたいけど無茶は出来ない
- 体が弱い自分でも務まる仕事ってあるのかな?
体が弱いことで苦労し、仕事に関する悩みを抱えている方は多いですよね?
僕自身、過去に激務で体を壊しかけて無理出来なくなったこともあるので、多少なりともこういう気持ちは分かります。
仕事を探すこと一つとっても慎重になりますし、いざ仕事が見つかっても続くかどうかが分からない不安があるんですよね。
ただ実際に「体が弱くて体調を崩しやすい」という状態は非常に理解されずらいのが現実。
「甘え」だと言われたり、会社によっては迷惑がられることもあり仕事をする上でのハードルは上がってしまいがちです。
この記事では身体が弱い人でも安心して働けるように役立つ情報をまとめています。
そんな自分の体力に合った仕事を探すためのヒントについて僕が知っていることを書いていきます。
目次
健康な人からは理解されない苦しみ
体が弱い人の一番の悩みは「周囲からの理解が得られないこと」ですよね。
なかには理解のある家族や同僚に恵まれている人もいますが、ほとんどの人が生きにくさを感じているのが現実だと思います。
現に体が弱いとは言っても、健康な人から見ると全くわからないため「甘えている」と思われることも多く、目の敵にしてくるような人もいます・・・。
本人が精いっぱい頑張っていても、怠け者の様に言われることすらあるんですよね。
こういった状況に陥らないためには、自分から理解のある人や環境を探していく必要があります。
体を壊して退職する流れを断ち切りたい
体が弱い人の中には、「いつも迷惑をかけているから」と仕事を頑張り過ぎてしまう人もいます。
仕事を頑張ることは素晴らしいですが、無茶が出来ないような状態で頑張り過ぎると体を壊して退職を余儀なくされることもありますよね。
実際に、仕事を始めては体を壊して退職するような負のループから抜け出せない人もなかにはいるでしょう。
この流れを断ち切るには、仕事の内容をきちんと選び自分に無理のない仕事を探す必要が出てきます。
例えば体の弱い人に力仕事はハードルが高いですし、休日が少なくて残業の多い仕事も合わないですよね。
仕事を探す際にはお給料なども大事ですが、まずは自分の体のことを考えた場合に、その仕事が適切かどうかを判断基準にしましょう。
体が弱い人でも無理なく出来る仕事
身体が弱い人は簡単に退職しないためにも、”自分の手に負えない仕事”を避ける必要があります。
例えば肉体労働や慌ただしく動き回る仕事、対人関係によるストレスが多い仕事などは避けた方がいいですね。
体力的に問題ないのであれば構いませんが、体調の悪化を考えると出来るだけ体に優しい仕事を選ぶ方が長続きさせやすいですよね。
出来れば座り仕事であったり、ある程度自分のペースでやれる仕事を探していきましょう。
自宅で出来る在宅ワーク
在宅ワークは仕事を請け負う自営業の形になるため、外に出る事なく基本的に家で仕事をすることが出来ます。
通勤の必要もありませんし、仕事さえきちんとすれば時間の融通も利くところも魅力ですね。
実際に自分のペースで出来るという意味では、一番いい仕事かもしれません。
ただし自発性・積極性が必要な仕事ではあるため、待ちの姿勢ではなく自分から働きかける姿勢が必要になります。
在宅ワークの仕事は、クラウドソーシングサイトに簡単なデザインやネーミング作成などの依頼が載っているので、気になった方は挑戦してみて下さい。
フルタイムではないアルバイト
かなり体が弱い方だと、フルタイムで働くことも難しい人もいると思います。
そういう方の場合は、フルタイムではないアルバイトが丁度いいかもしれません。
例えば週2~3回程度であれば、体を動かす仕事でも乗り切れる可能性がありますし、アルバイトなら体調に合わせてシフトの調整もできますからね。
ただそうすると収入の問題が出てくるので、一人暮らしをしている方は節約して生活コストを下げないと厳しいです。
もし実家に住んでいるのであれば生活費の心配はありませんが、一人暮らしの場合は収入と体調を計算して上手くやっていく必要があります。
事務などのオフィスワーク
世間体などもあって正社員の仕事を望むのであれば、事務などのオフィスワークが体力的にも安心です。
週5日働いたとしても、基本的に座り仕事であれば体への負担は少なくて済みますからね。
何より正社員になることで周りから怠け者扱いされることもありませんし、継続的に固定給を貰えることは心の安定につながってきます。
きちんとした会社なら有給休暇も付くでしょうし、そういった休暇を利用してこまめに体調を調整していく事も不可能ではありません。
ただ事務の仕事は人気があるため、応募者(ライバル)がたくさんいます。
女性の方は採用されやすいですが、求人によっては受かる確率が低かったりもするので何社か応募するくらいの感覚でいた方がいいですね。
体が弱い人に適した仕事の探し方
ここまで「体が弱い方にはどういった仕事が合っているのか」という事について触れてきましたが、応募する企業の質についても配慮が必要です。
どういうことかと言うと、体が弱い人は体力が無いため長時間労働や休日出勤をこなすような余裕はありませんよね?
普通の会社ならこういった事はありませんが、求人情報を見て適当に応募してしまうとブラック企業にあたる可能性があるんです。
正直なところ、健康な人でもブラック企業には当たりたくありません…。
こういったブラック企業に当たらない為にも、なるべく第三者に協力してもらいながら勤め先を決めた方が安全です。
ここでは第三者に協力してもらいながら仕事を探す方法について、いくつかご紹介していきます。
知人から紹介を受ける
一番安心なのは、あなたの友人や知人などに仕事を紹介してもらうことです。
知り合いを通して労働環境など直接聞くことができますし、職場の人たちとも比較的早く打ち解けられるなど、人間関係の面でも楽だからですね。
それに加えて体が弱いことを知ってる上での紹介であれば、職場側としてもある程度理解を示してくれる可能性があり気持ちの面でも楽に感じるはずです。
ハローワークの求人を見る
仕事の相談と言えばハローワークというイメージがありますよね。
実際に相談にも乗ってもらえるので確かな安心感があります。
ただハローワークは一定の基準を満たしていれば、どんな会社でも求人を載せられてしまうため、なかにはブラック企業が紛れていることもあります。
求人票に載っていた労働時間や給与などが実際は違っていた…なんてこともあるので、自分自身でもある程度知識をつけて会社を見極める必要があります。
関連記事 >> 転職をハローワークに相談しようとしている人が知るべき5つの事実
転職サイトで求人を確認する
人によっては馴染みが無いかもしれませんが、転職サイトで求人情報を確認している人は多いです。
これは掲載審査が厳しくないハローワークなどと比べると、きちんと運営されているためブラック企業の割合が低いことが挙げられるからなんですね。
また社名を聞けば誰もが分かるような大手の求人もあり、無料で利用できることから最近では使っていない人の方が少ないくらいの印象を受けます。
体が弱い人でも出来る仕事は減っていく
近年ではITによる効率化の流れも手伝って、様々な仕事が無くなるのではないかと言われています。
身近なところで例を出すと、スーパーのレジなんかは既にセルフ化されていたりしますよね?
あれは会社側からすると人件費が浮いて良いのでしょうけど、私たちからすると応募する仕事がどんどん減っていることになります。
他にも色々な職業がありますが、ITによる効率化が可能な仕事のほとんどが単純作業なんです。
今すぐに無くなる訳ではありませんが、体力を使わない受付や事務などの仕事も将来的にはIT化され求人は減っていく可能性があります。
体が弱い人にとっては厳しい未来ですが、まだこういった仕事が残っているうちにきちんと仕事を押さえておきましょう。
安易に決めてしまわず自分に合った仕事を探すこと
身体が弱い人が仕事を決める時に重要なのは「安易に決めてしまわないこと」です。
仕事をしていない状況が続いていたり家族から働くように促されていると、ほとんどの人が焦って仕事を決めてしまいます。
こういう状況で仕事を決めてしまうと、「自分に合っている」「長く続けられそう」という重要な部分を十分に吟味できず、とりあえず仕事に就くことが一番になってしまいます。
実際に、安易に決めてしまった仕事が自分の体力に見合っていなかったり、それが原因でまた体を壊してしまうと負のループに陥ってしまいます。
こうならない為には自分の体力や体調を一番に考えて、長く続けられそうな仕事を時間をかけて慎重に探していく事が必要になります。
体が弱いと周囲からの理解が得られなかったり、何かとつらい思いをすることも多いですが、安定した生活を送るためにも自分に合った仕事を地道に探していきましょう。