失敗ばかりの人生?仕事のミスが多くて辞めたい時に出来る3つの対策

仕事のミスが多くて辞めたい人
  • 仕事が遅くてミスを繰り返してしまう
  • 要領が悪くて上司や先輩に毎日注意されてばかり
  • これ以上会社に迷惑をかけるくらいなら辞めてしまいたい…

 
職場で毎日失敗ばかりしてしまい、こういった悩みを抱える方は多いですよね。

 
最初は誰でも失敗するものですが、2ヶ月3ヶ月と経っても失敗が続くようであれば誰でも人生不安になります。

 
でも起こしたミスに対してきちんとした対策さえ行えば、9割以上の人が周りに迷惑をかけないくらいにはなれるんです。

 
今はきちんと仕事ができる人だって皆最初は失敗して、それを何とか出来たから仕事が続いているはずですよね。

 
なかには「要領がいいとは思っていなかったけど、こんなに仕事が出来ないなんて…」と自己嫌悪になって落ち込んでしまう人もいると思いますが、心配しなくていいです。

 
この記事ではそんな方の為に、仕事のミスが多くて辞めたい時に出来る3つの対策について解説していきます。

仕事のミスが多くて辞めたい時に出来る3つの対策

①業務日誌をつけて毎日の業務を振り返る習慣をつける

仕事のミスが多い人に一番最初におすすめするのは「日々の振り返り」をする事です。

 
これは日記でも構いません、ですが必ず仕事の内容を中心としたものにしましょう。

 
例えば

  • その日はどんな業務をしたのか?
  • そのとき失敗せずに最後まで出来たのか?
  • 当日の集中力や体調はどうだったのか?

 
という事を細かく書いていきます。

 
そうすることで「どんな仕事の時に失敗してしまうのか」、「自分がどんな状態の時に失敗してしまうのか」という事が少しずつ明らかになってくるはずです。

 
あなたがミスしてしまうのは特定の仕事というだけかもしれませんし、体調が整っておらず集中力が欠けていた日かもしれません。

 
要は「何故失敗してしまったのか?」原因を突き止めるんですね。

 
こういった事が分かれば苦手な仕事をより慎重にやったり、睡眠時間を長めに取って体調を万全に整えるなどの対策を考えられるようになります。

 
何よりこういった取り組みをすることで、仕事に対する姿勢も前向きになってきます。

②仕事の失敗を失敗で終わらせずに具体的な対策を考える

次は失敗に対する具体的な対策を考えていきましょう。

 
自らの失敗から人間がとる行動は大まかに下記の2つのパターンです。

  • 失敗する → 注意される → 「気を付けよう…」で終わる
  • 失敗する → 注意される → 具体的な対策を考える

 
仕事でミスが多い人のほとんどが、「気を付けよう…」で終わるパターンですよね。

 
これは何故かというと「気を付けよう」という気持ちを失敗したときに感じても、また同じ業務にあたるときには忘れている人がほとんどだからです。

 
仕事が出来る人も例外ではないでしょう。

 
ただ違いがあるとすれば、仕事が出来る人というのは「その場でミスに対する対策を考えてしまう」という事です。

 
例えば業務メールで相手方の名前(漢字)を間違えてしまった場合、送信前に名刺を見て必ずチェックをする工程を作るなどすれば、具体的な防止策になりますよね。

 
「反省」することはもちろん大事ですが、それだけではミスは無くなりません。

 
本当に必要なのは、同じミスを起こさない為の「具体的な対策」を考えることです。

③ミスによってセルフイメージが悪くなることを防ぐ

最後は「自分自身の評価を下げてしまわない事」です。

 
何度もミスをして上司や先輩に注意されていると

  • 「自分はなんてダメな人間なんだろう…」
  • 「もう何をやっても上手くいかない気がする…」

 
といった感じで自分に対するセルフイメージがどんどん悪くなってしまいます。

 
自分に対して抱くイメージが悪くなってしまえば、あっという間に自信を失っていってしまいますよね。

 
もちろん失敗ばかりしているのにお調子者というのもいただけませんが、逆に落ち込み過ぎて暗くなるのもいけません。

 
セルフイメージが悪くなるとどうしても萎縮してしまい声が小さくなったり、消極的な態度を取ってしまいがちになります。

 
ですが上司や同僚たちがあなたに求めているのは「仕事に対する前向きな姿勢」です。

 
これは例えあなたにミスが多かったとしても変わりません。

 
いじめでない限り、誰も指導した相手に対して「落ち込んで欲しい」なんて思わないですからね。

 
消極的な態度を取っていると逆に「いじけている」だとか「やる気を無くしてる」と受け取られる可能性もあるので、前向きな気持ちを維持できるように頑張りましょう。

 
反省するべきところは反省し、適度に明るい態度を保つようにしましょう。

それでも解決しない場合に確認しておきたいこと

上記の3つの対策を行っても仕事のミスが改善できないときは、もっと根本的な部分に問題を抱えている可能性があります。

 
実際に対策を実践してみても上手くいかない場合は、以下の3つの点を確認しましょう。

自分の特性を考えたときに今の仕事が自分に向いているか

対策を実践してもうまくいかない場合は、現在の仕事が自分に合っているかどうかを一度考えてみましょう。

 
人それぞれ性格も違い考え方が異なれば、得手不得手というものが必ず存在します。

 
例えば飲食店ひとつ取ってみても、接客ではまるで駄目だった人が厨房に移動したら見違えるほど仕事が出来る人になってしまった。なんてことがある訳です。

 
このウエイターのように、あなたが今やっている仕事が自分の特性に向いていないものだとしたら、今後も必要以上に苦労することになるかもしれません。

 
あなたの性格や考え方と、仕事の特徴がマッチしているかどうかが重要になります。

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現在の仕事をするのに必要な能力や知識は足りているのか

次に確認したいのは「仕事をする能力が足りているかどうか」です。

 
稀にある問題として、あなたがその職種に対して必要な能力を持っていたとしても、それ以上にレベルの高い職場に入ってしまう事が挙げられます。

 
これまでの経験から自分では自信があると思っていても、「レベルの高い人達に囲まれたとたんに仕事についていけなくなった」という事はよくあることです。

 
「教えてもらっていることの意味が理解できない」という事もあるでしょう。

 
少しくらいの差であれば努力することで埋められる可能性もありますが、簡単に追いつけないくらい実力差があるのであれば、職場を選び間違ったかもしれません。

 
同僚や上司、会社全体のレベルが自分の力量に見合っているかどうかが重要になります。

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常に怒られることから会社へ行くのが怖くなっていないか

最後は「仕事に対して恐怖心を持ってしまっていないか」です。

 
自分がやってしまった失敗で怒られるのは仕方がありません。

 
ただ何度もミスをしていると指摘する側の上司や先輩も注意の仕方や怒り方がきつくなってしまうこともありますよね。

 
そうやって何度も怒られているうちに、ストレスに弱い人だと相手に対して恐怖心を持ってしまう事があります。

 

「1.ミスをして怒られる」→「2.ミスを何度も繰り返す」→「3.怒られることが怖くなる」

 
上記のような流れが出来てしまうと精神的にも参ってしまい、ミスの改善どころではなくなってしまうかもしれません。

 
すでにこういった状態になってしまっている場合は、ミスへの対策よりも恐怖心を持ってしまっている心の回復の方が必要です。

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どうしても解決できなくてつらい時は誰かに相談してみる

仕事のミスが多くて辞めたいと思った時は、自分の周りで信用できる人に一度相談してみましょう。自分の思い込みや考えすぎだったという事も考えられるからです。

 
その上で、どうしてもダメだと思ったら自分に合った仕事を探すことも出来ます。

 
まずは失敗をしてしまう自分を受け入れるところから始め、仕事に対する自分の適性や能力をゆっくり見つめなおしてみましょう。

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