仕事についていけない30代・40代の人が読んでおきたい3つの対策

仕事についていけない30代・40代の人
  • 能力不足で仕事にまったくついていけない
  • 自分が何をやっているのかさえ分からない
  • それでも研修や教育もなく途方に暮れている…

 
新しい仕事に就いたものの、こういった悩みを抱えてしまう方は非常に多いです。

 
職場の人達のレベルが想像以上に高すぎたり、分からない事があっても自分で解決しなくてはいけないなどその状況は様々。

 
ですが結論から言ってしまうと、仕事についていけない時に出来る対策というのは大きく分けて3つしかありません。

 
ただ闇雲に頑張ったところで仕事は速くなりませんから、これを知っているかいないかで大きな差がでます。

 
この記事では、そんな仕事についていけない30代・40代の人が読んでおきたい3つの対策について解説していきます。

仕事に対する自分の姿勢を見直す

仕事に関する勉強を一からやり直す

もし仕事に関する知識が足りないという自覚があるのであれば、積極的に学び直す姿勢が必要です。

 
上司に質問できるような職場であれば分からないことをそのままにしておかず、疑問点を聞きながらメモを取るくらいの積極性は必須。

 
「職場の人に聞ける雰囲気じゃない」「自分で解決しろと言われている」という人に関しては、厳しいかもしれませんが、帰宅後や休日など自分の時間を使って勉強をするしかありません。

 
まったくの未経験なのに誰も教えてくれないなら完全に会社側の問題ですが、経験者で配属先のレベルが高過ぎたという場合は、自ら学んで知識を補填するしかありません。

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2017年7月3日

 
例え今まで同じ業界で仕事をしていたとしても、立ち位置が少し変わるだけで知っておかなくてはいけない知識は一気に増えます。

 
純粋な知識不足で仕事についていけてないということであれば、自発的に学ぶ姿勢を持つことで解決することは多いですよ。

大まかな仕事の全体像を理解する

まずは自分がやっている仕事の全体像を把握しましょう。

 
どんな職種であっても、仕事というのは集団で分担しながら一つのゴールに向かっていくものです。

 
仮に物作りの仕事をしているとすれば、材料の発注や製作の下処理、実際の加工や検品など様々な工程を経て出荷され、販売するところまで持っていくのがゴールになりますよね?

 
あなたの仕事もこういった大きな仕事の流れの中の「一部分」だと思います。

 
何故ここで仕事の全体像を理解する必要があるかというと、自分が受け持っている仕事への理解を深めるためなんです。

 
あなたに仕事を渡す人がいれば、あなたから仕事を渡される人もいますよね?

 
これを理解できるようになると「どうすれば自分から仕事を渡された人がやりやすいか?」という事を意識するようになり、自然とそれが周りが求める「いい仕事」へと繋がっていくからです。

 
実はこれが最も簡単かつ、最も重要だったりします。

出来る限り明るく仕事をするように努める

もし今の仕事で失敗が続いているなら、上司から何度も注意を受けたり時に叱責されたりと決して良い状態ではないと思います。

 
怒られるのが怖くなってしまって、正直なところ出勤するのも気が重たいという人も少なくないかもしれません。

 
自分の失敗が原因とは言え、職場で萎縮するようになってしまうと仕事にも悪い影響が出ますし、周りの人からの適切なフォローも得られません。

 
現時点で仕事ができないのは仕方がない。というより正直今すぐどうこうするのは難しいです。

 
だからこそ「失敗したらどうしよう…」とネガティブな考え方のまま仕事に臨むのだけは絶対にやめましょう。

 
ネガティブな心持ちの時は自然と元気がなく見えてしまいますし、会話や返事も弱々しくなります。

 
これを上司や同僚から「やる気がない」「消極的だ」などと誤解されてしまうと、完全に負のループはまってしまうことも。。。

 
決して無駄に明るく振る舞うという意味ではなく、笑顔になるときは笑顔になるというのが大事ですよ。

 
ハキハキ元気よく話す前向きな態度は、周りへの印象も良いですし自然と良い仕事にも繋がります。

 
まともな会社であれば、手を差し伸べてくれる人が必ず出てくるはずですよ。

慢性的な疲労や、うつ病を疑ってみる

新しい職場や新しい配属先で忙しいと思いますが、身体や心の状態は良好ですか?

 
意外と見落としやすいのが、あなた自身の健康状態です。

 
どういう事かというと

  • 小さいことを気にする人
  • 真面目すぎる人
  • 自分に自信がない人

こういったタイプの方たちは、一度失敗して上司から注意を受けたのをきっかけに、自意識過剰気味(気にし過ぎ)になる傾向があります。

 
例えば生真面目ですぐに思い悩んでしまうようなタイプの人ですね。

 
そうなると、些細なミスを「私は仕事についていけてない」と思い込んでしまったり、何気なく上司に指導されたことを「自分の仕事を否定された」と勘違いしてしまう事があります。

 
これが新しい職場に慣れていない状態で激務の場合には、疲労が溜まる上に精神的にかなり疲弊してしまい、心の病にまで発展してしまう事もあるんですね。

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2017年7月9日

 
自発的に仕事の勉強をしたり、自分の作業内容を見直したりと改善に励んでいるのであれば、毎日8時間程度の睡眠を取ってきちんと体を休めましょう。

 
適切な睡眠時間をとることは、心身の安定に大きく繋がっていきます。

 
 
もしかすると、「仕事についていけてない…」というのもあなたの強い思い込みかもしれません。

どうしてもついていけないなら転職を検討する

体調を整えながら仕事に関して学び、改善を繰り返しても仕事についていけない場合には、別の仕事を探すのも一つの手段です。

 
これは決して後ろ向きな意味ではありません。

 
単純に「諦める」という訳ではなく、やるべき努力を全て行った上で仕事についていけないのであれば、そもそも今の仕事に向いていない可能性があるからです。

 
ビジネスの世界で言われていることの一つに「自分の勝てる土俵で勝負する」という言葉がありますが、あれはまさに「自分に向いている得意な事で勝負する」という意味です。

 
簡単に言うと、出来るだけ最初から苦労しないポイントを探すという事ですね。

 
人生の中で多くの時間を使う「仕事」だからこそ、自分の適性に合った職業に就くことで、穏やかな日常生活を送る事が出来ると言えます。

 
どれだけ努力しても、今の仕事についていけないのであれば前向きに転職活動をしていきましょう。

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