- 朝から晩まで仕事漬けの毎日で家には寝に帰るだけ…
- 徹夜や休日出勤も当たり前で結婚も出来そうにない…
- こんな仕事だけの生き方で本当にいいのだろうか?
仕事漬けの毎日を送りながら、こういった疑問を持っている方は多いですよね。
きっと既に心も体もボロボロのはず。
でも実は”仕事だけの人生”に疑問を持てたということは、むしろ貴重なんです。
実際過度な残業や休日出勤などが当たり前になると、人間その状況をおかしいと思う事すら出来なくなってきますからね。
そんな中でも「気が付けた」ということは、人生のバランスを取り戻せるチャンスがあるということです。
このまま何となく年齢を重ねると、気が付いた時には「趣味・遊び・恋人・友人・家族」など、あなたの大切なものを全て失っているかもしれません。
そんなことにならない為に、この記事では仕事だけの人生で終わらせない為の5つのポイントについて解説していきます。
目次
仕事だけの人生で終わらせない為の5つのポイント
①過度な残業をスッパリ辞める
もしあなたが常識的な範囲では考えられないほどの残業をしているのなら、一度スパッと辞めてみましょう。
これは仕事量が適正であるかどうかを確かめるのに有効な手段です。
仮にあなたが残業を辞めたとたんに仕事が回らなくなるのであれば、それはもう仕事量と人員のバランスがおかしい証拠になりますよね。
勇気をもって上司などにその旨を報告し、職場の仕組みを考え直してもらいましょう。
「そんなこと言えるわけない」と思う方もいると思いますが、遠回しに職場環境について話してみて、反応だけ見れればOKです。
その時にまったく取り合ってもらえないようなら、ただのブラック企業かもしれません。
控えめに言っても、長時間の残業ありきで仕事をさせる会社はまともじゃないですからね。
②土日はきちんと休み、有給も使う
平日の残業だけでなく休日まで出勤をしているのであれば、それもやめてきちんと休むようにしましょう。
あなたが休日に休んだとしても、誰からも文句を言われる筋合いはありません。
むしろ休みを積極的に取らなければ、自分の楽しみや好きなことをする時間を確保することが出来ないですよね。
また、有給休暇も積極的に取得していきましょう。
仕事漬けの毎日を送っているのであれば、有給休暇はほとんど取っていないはずです。
企業によっては有給を取得しずらい雰囲気などがあるのは確かですが、そんなことで有給を見送ってしまっていてはいつまで経っても休みは取れません。
最近では「有給休暇の取得義務化」も施行され、有給は確実に取らなければいけないものになっています。
関連記事 >> 有給休暇のない会社は違法?ないと言われた時に知るべき有給の実態と「取得義務化」について
③会社の近くへ引越しをする
通勤時間に1時間以上かけている方は、会社の近くに引越して通勤時間を節約するのもオススメです。
人によっては「会社の近くになんか引越したくない…」という方もいると思いますが、毎日の通勤時間を節約できれば、自由に出来る時間を増やすことが出来ます。
例えば、毎日片道1時間かけて通勤している人が10分で通勤できる場所に引っ越せば、一日で1時間40分もの時間を節約できますよね。
1日に節約できる時間で見るとインパクトが薄いかもしれませんが、通勤のように毎日の事となると、多くの時間を手に入れられる事になります。
会社が街中にある場合は今よりも家賃が高くなってしまうかもしれません。
それでも家には寝に帰るだけのような生活をしているのであれば、自分の時間を作りだす有効な手段の一つです。
④寝る時間を削って自分の時間を作る
残業も減らせないし有給休暇も取れない。
引越しもちょっと…となると、残るは自分の睡眠時間を削って、その時間を好きなことに充てていくしかありません。
退社後の時間や休日、有給休暇など普通であれば自分の為に使える時間が使えないとなれば、犠牲に出来るのは睡眠時間だけです。
体的には厳しく感じるかもしれませんが、今の状況のままで仕事以外の楽しみを持つにはこれくらいの覚悟は必要になります。
かなり充実した日々が送れるかもしれませんが、体はきっと持たないでしょうね…
⑤もっと自分の時間を作れる職場を探す
「どう頑張っても自分の時間なんて作れない!」というなら、もっと自分の時間を確保できる会社を探してみるのも一つの手段。
今は父親が子供と接する時間を作るために職場を変えたりするなど、「何かの時間を確保する為の転職」というのが割と一般的になってきています。
これには「お金」は最悪どこへ行っても稼ぐことは出来るけど、「時間」というものは二度と戻らない貴重なものだという考え方が、世間に浸透してきている証拠です。
長時間残業や休み無しも、若いうちなら乗り切れる激務が年齢を重ねると無理がきかなくなり、健康上の問題も表面化してくるでしょう。
であれば、将来的なことも考えて転職を考えた方が良いかもしれません。
求人情報は見るだけでも気分転換になりますし、今よりも待遇の良い会社はいくらでもあると思うので、後悔しない生き方が出来る会社を探しましょう。
仕事だけの人生で失う可能性があるもの
長年連れ添った恋人や友人
長い間、時間を共にしてきた恋人や友人は、苦しい時にあなたのそばにいてくれる大切な存在です。
ですが仕事ばかりの毎日では、十分なコミュニケーションを取ることが出来ずに疎遠になってしまうことも純分あります。
仕事だけで精一杯な時ほど話をする機会を作り、大事な関係を継続させましょう。
大好きだった趣味や遊び
昔から好きなテレビやお気に入りの音楽、長年続けてきた趣味は良い気分転換にもなり気持ちをリフレッシュさせてくれます。
仕事をして寝るだけの生活になってしまうと、こういった気分転換に目を向ける余裕すら無くなってしまい精神的にも疲弊してしまいます。
忙しい時ほど自分の好きなことに目を向け、リフレッシュするように心がけましょう。
仕事を失った時の心のよりどころ
あなたがどれだけ仕事に身を捧げ、会社に尽くしてもいつかは仕事を辞めなくてはいけない日が来てしまいます。
それは近い将来かもしれませんし、遠い未来かもしれません。
そういった「終わり」はいつも突然やってきます。
人生のほとんどを捧げた仕事を失ってしまった時に、心のよりどころが無ければその辛さを和らげてくれるものは何もありません。
ここまでに挙げてきた「恋人・友人・趣味・遊び」などは、全て辛い時の心のよりどころとなってあなたを支えてくれるものです。
ですが忙しさを理由に距離を置いてしまえば、全て失ってしまうかもしれません。
自分にとって”本当に大切なもの”を見極め、後悔しないように人生を考え直しましょう。
自分の幸せを犠牲にして働いても後悔するだけ
働いても働いても、あなたはもっと働くことになるだけでそこに終わりはありません。
「いつかは楽になるはず…」と思っても、どんどん時間が奪われていくだけです。
結婚や子育て、趣味の充実や友人との交流。
そういった自分自身の幸せを犠牲にしてまで、自分の人生を費やす価値がある仕事なのかをもう一度考えてみて下さい。
世の中には自分の時間をしっかりと作れる会社や仕事は山ほどありますよ。
大事なことは、自分で自分の人生の主導権を握ることです。
今日も仕事が忙しければ、気分転換に求人情報を見てみるのもいいと思います。
もしあなたがどこかのタイミングで今の生き方を後悔したとしても、会社は何の責任も取ってくれませんよ。