- 朝起きた瞬間から絶望感と不安でいっぱいになる
- 生きていたくないような気持になり朝が怖い
- どうしたら明るい気持ちで朝を迎えられるんだろう…
一日が始まる朝から絶望的な気持ちになってしまい、悩んでいる方は多いですよね。
気持ちの落ち込みがひどいと悲観的な気持ちになってしまい、つい「仕事を辞めたい…」と思ってしまう事もあると思います。
症状が軽ければ何とか乗り切ることも出来ますが、症状が重くなってしまうと会社へ出勤することも難しくなってしまうでしょう。
この記事ではそんな寝起きの絶望感に悩んでいる方へ、朝起きた瞬間絶望感に襲われる毎日を変える5つの方法について解説していきます。
目次
朝起きた瞬間絶望感に襲われる毎日を変える5つの方法
①睡眠の質を高めて十分な睡眠時間をとる
あなたは最近、睡眠不足に陥っていないでしょうか?
気持ちの良い目覚めをするには「睡眠の質」と「睡眠時間」が重要になってきます。
単純に睡眠時間が短いのはもちろん、十分に寝ていても眠りが浅いなどの睡眠障害も人間の精神面に悪影響を与えます。
実際に寝不足になってしまうと脳の機能が低下し、情緒不安定になる事が科学的に証明されている事からこれは明らかでしょう。
試しに最近の自分の生活を振り返ってみて、下記の5つの項目を試してみて下さい。
- 就寝時間を決まった時間に固定する
- 日々のカフェイン摂取量を少なくする
- 寝る前にPCやスマートフォンを見ない
- 疲れていても、ぬるめのお風呂に入る
- 枕カバーなどの寝具はいつも清潔にする
就寝時間と起床時間は固定して体内時計を安定させ、就寝前に眠気を邪魔するものや目が冴えてしまうものは極力やめましょう。
面倒でも毎日お風呂に浸かってリフレッシュし、清潔な寝具で眠れれば大抵は良い睡眠が取れるはずです。
②朝は太陽の光を浴びてウォーキング
絶望的な気持ちで目が覚めると何もやる気が起きないと思いますが、一度早めに起きてウォーキングをしてみるのもおすすめです。
正直なところ冬は寒いので厳しいですが、他の季節なら朝の陽ざしを浴びながら気持ちよく歩けるでしょう。
実際に”歩く”という行為は全身の筋肉を使うため、脳を活性化させる効果もありストレスがたまりにくい状態を作るとされています。
朝の澄んだ空気の中で鳥の鳴き声を聞きながら歩くと、気分転換にもなりますし多少なりとも爽快感を味わえます。
もし歩くことが嫌いでなければ、このウォーキングをすることで朝の落ち込んだ気持ちを回復させ、リフレッシュさせてくれます。
③実家や友人の家に泊まって環境を変える
もし、近くに実家があったり親しい友人が住んでいるのであれば、週末だけ泊まりに行ってみるのもいいと思います。
「どんなに朝が嫌でも、起きた時に身近な家族や親しい友人がいてくれる。」
これほど安心して眠れる環境はありませんし、いつもとは違う穏やかな朝を迎えられるはずですよね。
また、こういった”安心感”だけでなく、自分が抱えているストレスや悩み事を相談できる相手として家族や友人は貴重な存在です。
毎日が仕事ばかりになってしまい、悩みやストレスを解消することなく持ち越し続けてしまうと精神的に参ることもあるでしょう。
そういった時は、安心できる人と一緒にいて色々と話を聞いてもらうのもいいですね。
④気持ちよく働ける会社へ転職を考える
ここまで色々と試してきても改善する兆候が見られない場合は、今やっている仕事そのものを見直してもいいかもしれません。
睡眠や運動、親しい人とのコミュニケーションで心身を整えても尚、絶望感に悩まされるのであれば、今の仕事に何らかの原因があると見ていいと思います。
そうであれば根本的な原因から離れ、長い目で見てもっと気持ちよく働ける会社を探してみるのも一つの手です。
実際に社員はアルバイトなどとは違い、何もなければ生活の為にずっと働く前提で就職しますよね。
このままずっと絶望感に襲われながら朝を迎えるくらいなら、多少待遇を落としても精神的に余裕を持てる会社の方が、私生活も充実し総合的な幸福度も高くなるでしょう。
⑤心療内科に行って話を聞いてもらう
すでに会社に行けなくなるほど深刻な状況に陥っている場合には、すぐに心療内科に行き適切な診断を受けましょう。
実際に朝起きた時の絶望感や不安感といった症状は、うつ病の症状の一種でもあるため放っておくと症状が悪化してしまい治療に時間がかかってしまう為です。
比較的症状が軽い場合にはそのまま治ってしまう事もありますが、重症化してしまうと勝手に治る事はほとんどありません。
医者嫌いの方でも病院へ行き、カウンセリングなどの治療を受けることをおすすめします。
朝起きた時の心理状態はあなたの心の本音を表している
朝起きた時の心理状態は、あなたの心の本音を正直に表しています。
つまり「あなたを心から憂鬱にさせる原因が無ければ、絶望感には襲われることはない」という事です。
例えば大好きな人に会う当日の朝に、絶望感を感じる人は少ないですよね。
自分の中では「何も問題が無いのにおかしいな」と思っていても、どこかに必ずあなたを不安にさせる原因が隠れています。
「大丈夫、私は何とかやっていける」「大丈夫、嫌じゃない」と思っていることほど、本心ではそう思っていない場合もあるでしょう。
それが朝の絶望感を生んでいる原因です。
何とかごまかしながら働き続けることも出来るかもしれませんが、本格的に心の病気になってしまう前に対策をとりたいですね。