職場の人間は誰も信用できない…人間不信を克服する為の3つの方法

職場の人間が信用できず、人間不信になる
  • 職場で仲良くしていた同僚に急に冷たい態度を取られた…
  • 慕っていた先輩に裏で自分の悪口を言われていた…
  • 自分の言った愚痴が職場の全員に広まっていた…

 
こういった職場での仕打ちに困惑してしまい、会社の人間を信用できないって人は少なくないですよね。

 
実際に人間不信に繋がるような出来事が続いてしまうと、職場の人間が信用できなくなり最終的には重度の人間不信に陥ってしまいます。

 
僕は過去に直属の上司から同僚の悪口を言っていたと職場の人たちに言われ、同僚たちがそれを信じてしまい最悪どころじゃなかったです。

 
否定すればするほど怪しいと言われ、信じ込んだ後輩からは距離を取られて仕事しずらくなるし会社人生が終わるレベル。

 
僕はこうした上司の嘘がきっかけで、職場の人間を一切信用できなくなりました。

 
“同僚を信じられない”という感情は、精神的な負担がとても大きい。

 
本当は何かの間違いや勘違いであって欲しいですが、中には性格の悪い人間や人を利用する事しか考えていない人間も存在するんです。

 
裏切りや悪口が横行していれば、安心して仕事をすることはおろか心が休まる瞬間すら無い。そうですよね?

 
そして、最終的にはその職場や同僚たち自体が一般的に考えて”まともかなのかどうか”を考えなくてはいけません。

 
この記事では職場での人間不信への対策と、実際に人間不信に陥ってしまった場合の克服方法を解説していきたいと思います。

 

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職場で人間不信になってしまう理由

誰も信用できない寂しい気持ち
  • ついこの間まで普通に話していた同僚に無視される
  • 仲が良いと思っていた同僚が上司に自分の悪口を言っていた
  • 信用していた上司に事実ではない変な噂を流される

 
職場での人間不信の原因となってしまうのは、上記のような「信用していた人に裏切られる」というパターンがほとんどです。

 
こういったことを発端に”パワハラ”や”モラハラ”など、いわゆる「いじめ」のような行為に発展することも多く、ストレスを抱えて悩み抜いた末に転職をする人も少なくない。

 
何故なら相手が退職するか自分が会社を去るかしない限りは、半永久的に続いてしまうからなんですね。

 
最初は人当たりが良く一見まともそうな人が、後になって嫌がらせをしてくるパターンが多いのも厄介なことの一つ。

 
この場合、第一印象が「いい人」から始まる訳なので、それなりの人生経験があってもなかなか見抜くのが難しいです。

 
そうなると、どんな些細な言動から足元をすくわれるか分かりません。

 
被害にあわない為にはトラブルのもとになる会社や同僚への不満や愚痴などを、自分からは絶対に口にしないようにしないことです。

人間不信の「症状」と「具体的な段階」とは

人間不信の段階
  • 不信感にかられ相手の言動の裏を考え疑ってしまう
  • 誰に対しても疑心暗鬼になってしまい、常に怯えてしまう
  • 最後は誰も信じられなくなり、孤立してしまう

 
人への不信感が募れば募るほど、人間不信の症状は悪化していきます。

 
常に悪口や不満が蔓延し、人の足を引っ張りあっているような職場の場合は特に要注意。

 
あなたの中で人間不信が深刻化してしまう前に、人間不信の具体的な症状についてここできちんと理解していきましょう。

不信感にかられ相手の言動の裏を考え疑ってしまう

人間不信感にかられると相手との何気ない会話の中でも

  • 「何か聞き出そうとしているのではないか?」
  • 「代わりに何か頼みごとがあるのかな?」

 
と考えてしまうような状態になっていきます。

 
これは上司や同僚から裏切られた経験がある人なら、絶対リアルに想像できるはず。(僕です)

 
こうなってしまうと普段なら意識しないような些細なことでも、無意識に相手の言動に裏がないかを疑ってしまうんですよね。

 
いわゆる猜疑心(人を疑う気持ち)が強くなってしまう傾向で、人間不信としては初期の段階にあたる立派な危険信号です。

 
ここまだほんの入り口です。もう一つ上の段階を一緒に見ていきましょう。

誰に対しても疑心暗鬼になってしまい、常に怯えてしまう

1つ前の章では「職場」など、一部の限られた場面においての症状でした。

 
ですがこの状態が悪化すると信用できるはずの家族や友人などにも同じような疑念を抱いてしまい、常に人間関係に怯えることになります。

 
症状の重さによっては人からの善意や優しさにまで疑いの目を向けてしまい、疑うべき相手とそうでない相手の区別がつかなくなるということですね。

 
まさに僕がこれでした。

  • 【第1段階】職場限定だったはずの不信感
  • 【第2段階】家族や友人まで不信を抱く対象になる

 
仕事と全然関係のない友人にまで不信感を抱いてしまい、誰に対しても疑うことがクセになっているような感覚です。

 
ここまで症状が悪化している場合は、ストレスからうつ病など精神的な病を患う可能性も出てくる。

 

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なるべく早く休養するか、心療内科を受診するなどしてストレスの元となっている場所から距離を取った方がいいですよ。

 
次は辿り着いてはいけない最後の境地です。

最後は誰も信じられなくなり、孤立してしまう

家族や友人まで信用できなくなると「もう誰も信用できない」という心理状態になるので、人間関係の構築を避けるようになります。

 
その結果、根本的に人間を嫌いになってしまったり、重度の対人恐怖症につながる恐れがある。

 
もう「相手が信用できる人間なのか?」と考えるのも嫌になっているので、人と関わることを拒絶してしまうんですね。

 
この最終段階まで来てしまうと、一般的な感覚を取り戻して社会復帰するまでに少なくとも1年以上はかかります。

 
人と人間関係を築く”コミュニケーション”という行為は仕事はもちろん、日常生活の基本となる大事な部分。

 
ほんの些細な事がきっかけだったとしても、深刻な状態になってしまえば普通に生活していくこと自体が難しくなってしまいます。

職場でいじめや陰口に悩まされない為の人間不信対策

人間不信の対策を練る人

どこかの派閥(グループ)に入ってしまう事

正直な話、まともな人間が多い職場ではいじめや陰口に悩まされることはありません。

 
いじめや陰口を叩いてしまう人間というのは、ほぼ例外なく何かしらの問題を抱えているからです。

 

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仮にそういった職場に入ってしまった場合、綺麗ごとを抜きにして言うと「どこかの派閥(グループ)に入ってしまう事」が有効です。
 
「派閥」というと嫌な顔をする人が必ずいますよね。

 
ただこういったいじめや陰口は多くの場合が権力を持っている人物か、もしくは同じ考えを持つ数人のグループが誰かを標的にする形で行われています。

 
ここで標的にされない為には、不本意かもしれませんが仕事と割り切って自分の立ち位置をきちんと決めておく必要がある。

 
簡単に言うと「誰と仲良くするのか」というのを明確化しておくという事です。

行為を向ける相手を決める

何故かというと「誰の味方なのか態度がはっきりしない人」が標的になることが非常に多いからなんですよ。

 
これにはきちんとした理由があり、人間は少なからず「この人は私の味方だろうか?それとも敵だろうか?」という考えを持って人に接するからです。

 
少なからず職場内での自分のポジションさえ明確にしておけば、「仲間」が出来るので標的にはされずらくなる。

 
逆にやらない方が良い事は相手を持ち上げすぎることです。

  • 【有効】どこかのグループに属す
  • 【微妙】よいしょ・相手を持ち上げる

 
相手をおだてて気持ちよくさせるという意味で「よいしょ」なんて言われたりもしますが、これはやめておくべき。

 
一番無難に立ち回れそうな作戦ですが、なかにはお世辞と本音を判断できない人もいるので相手を勘違いさせてしまう原因にもなります。

 
相手の人間性を確認するために、お世辞を真に受けて調子に乗るか試す意味でやるならアリだと思います。

人としておかしな言動を繰り返す人達

 
大事なことなのでひとつ覚えておいてください。

 
人としておかしな言動を繰り返す人には、優しくしても贈り物をしても無駄になる場合がほとんどです。

 
それに加えて、まともに人間関係を構築できない人が圧倒的に多いですからね。

 
特に「とにかく人に優しく接すれば自分も報われる」的な自己啓発本に影響されている方は騙されないように。

 
そんなの相手にとってはただのカモでしかない。

人間不信を克服する為の3つの方法

人間不信を克服するヒント
  1. 自分自身に原因がないかを一度考えてみる
  2. しっかりと休息を取って精神を安定させる
  3. 思い切って身を置く環境を変えてしまう

①自分自身に原因がないかを一度考えてみる

まず最初に「自分自身に原因がないか」をしっかり考えてみましょう。

 
例えば何度も同じミスをして上司や同僚を困らせたり、接してくれる人に失礼な態度を取ったりしていませんか?

 
これはあなたを疑っている訳ではありません。

 
ただ、実際「無意識のうちに相手の気に障るようなことをしてしまっていた」というのは良くある話なんです。

 
このようなことを普段から繰り返している場合、冷ややかな目で見られたり嫌われてしまう可能性は高い。

 
大人になると何でも注意・指摘してもらえる訳ではないので、自分で気付き改善していく姿勢が必要ですよ。

 
今やっている仕事が自分に向いていないと感じている人には、「自分に向いている仕事がわからない時の考え方と対処法」という記事が参考になるかもしれません。

自分に向いている仕事がわからない時

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②しっかりと休息を取って精神を安定させる

自分の言動に原因がないかを考えた上で、問題が無いようなら精神的に疲れている可能性もあります。

 
精神的に疲弊しているときは余裕がないため、小さなことでも「自分が嫌がらせを受けている」と思い込んでしまうことがある。

 
いわゆる「被害妄想」というのに近い状態です。

 
ただ精神的な疲れは適切な睡眠時間と、心身をリラックスさせることによって解消することが出来ます。

 
試しに1日8時間以上の十分な睡眠を何日かとってみるだけでも、気持ちの面で前向きになれるのを実感できますよ。

 
「職場のことばかり考えてしまって、気持ちの切り替えがうまく出来ない」という人は下記の記事を参考にしてみて下さい。
 

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③思い切って身を置く環境を変えてしまう

あなた自身に原因がなく、精神的にも疲れていないのに人間不信の症状がなくならない。

 
この場合あなたは悪くない。今いる職場自体に問題があると思って下さい。

 
ごく少数ですが自分がストレスを抱え込んでいて、常にそのはけ口を探している人がいる職場というのは存在します。

 
こういった自分以外の要因で悩まされている場合はリセットの意味も込めて、今の環境から脱出することも考えたほうがいい。

※職場の人間を信用できない時の根本対策

  • 自分に非がある ⇒ 態度を改善する
  • 自分に非が無い ⇒ 今の環境から離れる

 
自分に非が無いのに苦しい思いをするのはつらい上に、解決する手段がないまま苦しみ続けるのは貴重な人生の無駄とも考えられるからです。

 
つまり、”見切りをつける”という事。「損切り」と言ってもいいかもしれません。

 
大げさに聞こえるかもしれませんが、控えめに言っても職場環境と言うのは人生の質に影響します。

 
トータルで見ると少しくらい給料が下がっても、穏やかに毎日を過ごせるほうが幸せだったりしますからね。

 
「自分らしくいられる環境」を探すのは決して悪いことではありません。

 
世間体を優先するのではなく、自分の健康や幸せを考えた時に何が一番大事なのかを考えて行動しましょう。

 

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2017年11月26日

職場で信用してはいけない人の特徴

職場で信用してはいけない人を教えてくれる人

ここからは僕の今までの経験から、職場で信用してはいけない人の特徴を書いていきます。

 
職場において簡単に人を信用することは、死を意味するくらい危険なことです。(いやホントに)

 
社会経験が少ない人ほど、嫌な人達から身を守るための参考にしてください。

誰かにひどい目に遭わされてきた

よく「あの人は昔いじめられて苦労してきた人なんだよ」的な話を聞きませんか?。

 
例えば「○○さんは部長にいびられ続けて大変だったけど、苦労したぶん部下には優しい」とかね。

 
そういう類の話は嘘です。真っ赤な嘘。

 
人間は人から掛けられた言葉や態度を元に、人と接することしかできません。

 
つまり、自分が人からされたことしか人に出来ない。

 
自分が優しくされなければ人に優しくするやり方も分かりませんし、「優しさ」の意味が理解できないという人もいるはず。

 
そうすると「いじめられて苦労してきたから優しい人」という定義は通じなくなるんですよ。

 
むしろまったくその逆。いびられ続けてきた人は同じように人をいびるし、苦労してきた人は人にも苦労を強要するんです。

 
対人関係で苦労してきたエピソードのある人には、深くかかわらないのが吉。

簡単に人の秘密をばらす

これは根本的に女性に多く、男性でも「信頼関係」という言葉の意味を理解していない人に多い問題。

 
女性には失礼かもしれないけど、一部の女性は人の秘密をそこまで重要なものと捉えない傾向があるのですぐ人に喋ってしまうんですよね。

 
男性の場合も思考が大雑把な人だと、そもそも本人の基準で秘密を「秘密」だと認識していないことが多い。

 
ただこれらは性別に関係なく、人への配慮が出来るかできないかの違いなので普段の行動を見ていればすぐ分かります。

 
いわゆる「口が軽い」とか、「おしゃべり」とか言われる部類の人たちですね。

 
「この人からはよく人のエピソード(秘密)が出てくるなぁ」という人には、当たり障りのない会話しかしちゃいけない。

いつも他人を否定しバカにする

「お前のやり方は全然なっていない」とか、「お前は何をやってもダメなやつだな」っていう他者への否定が見て取れる人にはご用心。

 
いわゆる「人のことは一切認めず、自分のことだけが正しいと思っているタイプ」の人間です。

 
何故だか「自分のことを頭が良いと思っているタイプの人」が多いんですが、残念ながらこういうタイプに頭の良い人間はいません。

 
これは2つ前の章でも少し説明していますが、自分自身が否定されバカにされ続けてきた人です。

 
そしてもう一つ付け加えると、自分が否定されたりバカにされるのをとても恐れてる人なんですよね。

 
自分が攻撃されないために威圧・威嚇していると考えると分かりやすい。

 
こういう人はあなたがどんなに効率よく仕事をしても、どんなに仕事の実力をつけても否定しバカにしてくる。

 
つまり否定する対象の実態や実力はまったく関係ないんですよ。

 
まったくもって言っていることが支離滅裂なことも多いので、変に気にして落ち込まないことが大事。

 

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2018年7月5日

自分に都合のいい嘘ばかりつく

自分の聞いていた話がことごとく事実と違っていた。なんてことがある。

 
世の中「都合の良いこと」と「都合の悪いこと」があるのは分かると思いますが、この都合の悪いことを全て隠してしまう人がいるんですねぇ。

 
全て自分に都合のいい筋書き通りに話を作り上げてしまうある種の天才。

 
僕はこれで上司にハメられた経験があるんですが、その時はクライアントの業績が良くないことを隠されて担当を引き継がせるという内容でした。 

 
ひっかかった僕も悪いですが、業績は良いと言われクライアント直々にご指名という都合のいい嘘に完全に騙される僕・・・。

 
面倒な仕事の対応に追われながら、「これから話がうますぎる時は必ず疑う!」と心から誓った記憶があります。

 
都合のいい嘘も程度によりますが、嘘をつく人間ってろくなのがいないのが定説なのでオオカミ中年にはご用心。

とにかく言い訳が凄い

これはあんまり書くことが無いんですけど、一言いうなら「ダメ」です。

 
言い訳が多い人間はそれだけでもうダメ。社会人という枠で言うなら最低ランクのさらに一番下です。

 
特徴としてまず1つ、ミスや不手際があっても絶対に謝らない。頑なに謝らない。

 
そして2つ目は、自分の立場が危うくなると他の人を引き合いに出して話をそらそうとする。

 
これはもう信用してはいけないどうこうではなく、大人の人間として思考回路や感覚が完全に壊れているんですよね。

 
しかも完全に自分に非がある状態で認めなければ、自分の評価が下がるということすら計算に入れられない頭の持ち主でもある。

 
さすがにこういう人間が身近にいればすぐわかると思うので、近寄られても全力スルー一択です。

モラルの低い会社かどうかを見極める

職場の人間が信用できない…なんて言うと「仕事はそんなもの」「割り切るしかない」とお決まりのフレーズで切り替えしてくる人がほとんどです。

 
あなたも誰かに相談して同じように切り返されたかもしれません。

 
ただ実際に無視や陰口など、いじめに近い行為をされて「割り切るしかない」と言われても納得できる人の方が少ないですよね?

 
どんなにメンタルの強い人でも、信用できない人たちに囲まれて毎日を過ごせば心も休まらず不安でたまらないはずです。

 
職場で感じる不信感には、自分に原因がある場合や単なる考え過ぎのことももちろんあります。

 
ただ、”実は本当にダメな職場に入ってしまっただけ”という事がほとんどです。

 
そういう職場に当たってしまった場合、その場所にいながら人間不信を克服することは極めて難しいはず。

 
これは職場の人間を信用できない理由が、環境的な要因にあるからです。

 
こういった職場の問題は入社する前には分かりずらいものですが、事前に企業をきちんと調べることによって対策することは可能です。

 
また今の様な会社に入って同じ思いをしたくない人は、会社の選び方だけは絶対に間違えないようにしましょう。

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