- 休み中に何かクレームが起きていたらどうしよう…
- 休日も職場から電話がかかってこないか心配…
- 仕事の不安やプレッシャーを常に抱えてしまう…
このように休日であっても仕事のことを考えてしまい、気持ちの切り替えができない人は多いですよね。
特に「仕事に対して真面目な人」ほど、こういった状態になってしまいがちだったりします。
でも実はここできちんと対処しておかないと、後々身体を壊したり精神的にやられてしまう重要なポイントなんです。
実際仕事のことが頭から離れない状態が続くと眠れない日が続いたり、精神的なプレッシャーからうつ病などの病気へ発展してしまう例もありますからね。。
この記事では仕事のことが頭から離れない人のために、仕事のことを忘れてメリハリのある休日を過ごす方法を解説していきます。
目次
仕事のことを忘れて心身をリラックスさせる
仕事のことを忘れて休日を過ごしたいのであれば、まずはストレスにさらされている心と体をリラックスさせることから始める必要があります。
なかでも「眠れない」「寝つきが悪い」など不眠に近い状態にある場合は、心身ともにリラックスさせることで改善の方向に向かいます。
心身の疲れは放っておくとうつ病などの病気へ繋がってしまうため、甘く見ずに早めに改善していきましょう。
それでは「心身をリラックスさせる4つの方法」をご紹介していきます。
整骨院に行って体のケアをする
休日でも常に仕事のことを考えて頭を悩ませている場合、あなたの身体はストレスによる「緊張状態」に在るはずです。
なんとなく肩や首の筋肉が凝ったりしていませんか?
無意識のうちに首を回していたり、患部を揉んでいたりしたら要注意です。
こういった状態を改善するためには整骨院で患部をほぐしてもらうのが一番手っ取り早くて確実です。
整骨院であれば保険が適用されるため、30分ほどのマッサージ施術と電気治療でも500円ほどで済むんですね。
心と体は繋がっているので、身体が凝ってカチカチになっていたらリラックスさせることで心の緊張をほぐしてあげるんです。
身体がほぐれて血流も良くなるうえに、リフレッシュもできるのでおすすめです。
大好きな趣味にとことんハマる
どんな人にでも趣味など好きなことが1つや2つはあるはず。
音楽や映画鑑賞、ゴルフなど自分の好きなことに熱中している間は自然とそれ以外の物事を考えなくなるはずです。
これがリフレッシュに効果的なんですね。
ですが仕事の事ばかり考えてしまう人は、自分の大好きなことを我慢して人生を犠牲にしてしまっている方が非常に多いです。
ただ、それでは「仕事しかしていない」という状態になってしまうので、思い切って趣味を再開してみましょう。
ついでに共通の趣味仲間と盛り上がれれば、好きなことを共有する楽しみが出来て尚良いですね。
ここで大好きな趣味のことを考えたり、継続できなくなるほど忙しい方は完全にオーバーワークと言っていいでしょう。
友人と食事に行って笑いあう
友人と食事をしてくだらない話で笑ったりしていますか?
社会人になると利害関係にある人間の割合が多くなる為、無意識ながら非常にストレスを感じてしまいます。
これは大人になるとストレスが多くなる要因の一つと言ってもいいでしょう。
利害関係にあれば常に気を遣って相手に接しなければいけないからです。
何気ない事ですが利害関係にない昔からの友人との時間は、仕事へのストレスを忘れさせてくれる貴重な時間と言えます。
自分のことを昔から知ってくれている相手には安心感がありますし、自然とリラックスして会話も弾むはずです。
最近そういった「友達付き合い」が少なくなっていませんか?
成人してからの人生で利害関係に無い友人は本当に貴重な存在です。
ランニングなどの運動を楽しむ
最近のブームでもありますが、ランニングはストレス解消に最適です。
これは科学的に証明されていて、運動することによって神経伝達物質の「セロトニン」という成分が脳で分泌されることによってストレス解消や鬱病に効果があるとされています。
実際に外の空気を吸いながら走るのは気持ちがいいですし、ランニングをしていると不思議と余計なことを考えません。
いわゆる”無心の状態”になれるので気持ちの切り替えにも一役買ってくれます。
運動不足や肥満の解消にもつながるので積極的にやりたいですね。
大事な休日を仕事に奪われない為の自衛手段
心身のリラックスが出来たら次は仕事と休日の線引きを明確にしていきましょう。
これは余裕を持った休日を送る為には避けて通れません。
ここでは、仕事と休日をうまく切り離すための4つの方法をご紹介していきます。
仕事に使う道具を視界に入れない
せっかくの休日でも、仕事に使っている道具が目に入っては一気に日常に引き戻されてしまいます。
例えばPCや手帳、鞄やスーツなど休みの日はクローゼットなど自分の目に入らないところに一旦仕舞いましょう。
小さいことかもしれませんが、仕事を連想させるようなものが目に入らないだけでも思い出す確率は下がります。
休日明けにやることを紙に書きだしておく
仕事のことが頭から離れない原因の一つとして、休み明けに何をやるかを整理できていないことが挙げられます。
これらのことが整理されていないと「休み明けはアレとコレと、あぁアレもやらなきゃいけない…」といった具合に、休日なのに頭の中で会議が始まってしまいます。
ただ、これを頭の中だけで完結させてしまってはせっかくの休日を無駄にしかねません。
実際には自分が目で見て認識できるように「メモ書き」的な形で書いてしまえば、何度も仕事のことを考える必要が無くなるため頭の中から仕事を追い出せます。
また夜寝る前に仕事のことを考えないで済むため、寝つきが悪い人は改善につながるかもしれません。
仕事のメールがきても開かない
メールが気になって仕方がない人には難しいかもしれませんが、休日前に退社した時点でメールを開くのをやめましょう。
今は携帯やパソコンはもちろん、スマートフォンの普及で24時間いつでも応対しなくてはいけないような感覚に陥りますが、休日だけはきちんと線引きをする必要があります。
真面目な人ほどこういった仕事関係のメールやLINEに返信してしまいがちですが、それは自分から「私は休日も仕事をする人間です」と言っているようなものです。
至急連絡を取らなければいけないような緊急のメールであれば、開封しなくても電話がかかってくるので大丈夫です。
休日のメールは一度返信をしてしまうと、相手方に「休日でもメールを返信してくれる人」という印象がついてしまいます。
それ以後、休みの日でも対応を求められることになるので気を付けましょう。
思い切って携帯電話の電源を切ってみる
それでも気になってしまう人は、電話の電源を切ってしまいましょう。
電話を切らないと落ち着かないような状況にあるのであれば、かなり精神的に参っているはずです。
「なんかあったらどうしよう。あの取引先は、あのお客様は大丈夫だろうか…」そんなことを考えていては、きちんと休むことはできません。
もし休日に仕事の電話が頻繁にかかってくるのであれば、それはもう休日とは言えませんよね。
安心してゆっくり眠れないですし、休みではなくただの「待機状態」と言っていいと思います。
直接的に業務をしていないだけで、気持ちは仕事からの連絡が気になって落ち着かない。。。
これでは完全に働いているのと同じ状態です。
今の仕事が自分に合っているか考えてみる
ここまで書いてきたことは一通り試してみる価値はあると思います。
ただそれでも仕事のことが頭から離れない場合は、一度今の仕事が自分に合っているか考えてみましょう。
仮に心身のリラックスを意識し、プライべートと仕事の線引きができているとします。
それでも仕事のことが頭から離れないのであれば、単純に今の仕事があなたに向いていない可能性も考えられるからです。
仕事とは「人が人生で最も長く続けなくてはいけないこと」だと言えます。
その大事な仕事で生活がままならなくなるのなら、きちんと立ち止まって考えるべきでしょう。
気分転換の一環として気持ち的に余裕をもって働けて、休日はしっかり休める仕事を探してみるのもおすすめです。