年間休日87日って少ない?違法?仕事として選ぶ際の考え方について

年間休日87日で働く人達
  • 「年間休日87日」の求人に応募しようか迷っている…
  • 休日としては少ない気がするし違法なんじゃないか?
  • やりがいがあっても休みが少ない仕事は良くない?

 
年間休日87日の求人が気になってしまい、こういった疑問を持つ人は多いと思います。

 
実際に仕事の内容や残業時間にもよりますが、 休日の日数だけで見ると年間休日87日は非常に少ない部類です。

 
そして実際に働けば「きつい」と心から感じるような、いくつかの問題点を抱えているのも事実なんですよね。

 
一般的な会社員の年間休日は120日前後。

 
ほぼカレンダー通りに休めることからも、87日という日数がいかに少ないかが分かります。

 
それでも仕事内容に魅力を感じてしまうと、年間休日87日の内訳や実態など様々な事が気になってくるはず。

 
この記事ではそんな方のために、年間休日87日の実態と仕事として選ぶ際の考え方について解説していきたいと思います。

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年間休日数87日はやはり少ないのか?

年間休日87日のイメージ

年間休日87日の内訳

では一番気になる年間休日87日の内訳について見ていきましょう。

 
まず先に答えを書いておくと年間休日87日は

 
「日曜(52日)+隔週土曜(26日)+各種休暇(9日)=87日(年間休日)」というのが最も多い形式です。

 
順を追ってみていきましょう。

 
年間休日を計算すると1年間が52週であるため、週1日の休みがあれば年間で52日休み、隔週の土曜日はその半分の26日と計算できますよね。

 
そうすると現時点で年間78日の休みになります。

 

現時点での年間休日

日曜(52日)+隔週土曜(26日)=78日(年間休日)

 
そしてツラいですが、祝祭日が全て休みということはありません。

 
というのも2002年~2009年の間の平均値を計算すると、祝日は年間で約17日という数字が出ているからです。

 
この数字を先ほど計算した年間休日に丸々足してしまうと、年間休日87日を軽くオーバーしてしまうのが分かると思います。

 

祝日を足すとオーバー

日曜(52日)+隔週土曜(26日)+祝日(17日)=95日(年間休日)

 
この点から考えると、祝日よりも年末年始や夏季休暇などが数日ずつ貰えるパターンの方が多いですね。

 
例えば、年末年始に3日・夏季休暇に3日・ゴールデンウィークに3日休みが貰えるような形が想像しやすい。

 
そして日曜と隔週土曜休みにこの休暇9日を足した形が、年間休日87日の定型パターンなんですね。

 

年間休日87日の内訳

日曜(52日)+隔週土曜(26日)+各種休暇の合計(9日)=87日(年間休日)

 
もちろん会社によってこの辺りの数字は異なりますが、年間休日87日の会社だとほとんどの場合が日曜休み・隔週土曜休みをベースにしています。

 
様々な会社があるので断定はできませんが、年間休日87日であれば下記の様なイメージで考えておくと大きく外れることはありません。

※年間休日87日の内訳まとめ

  • 日曜日・・・52日
  • 土曜日・・・26日
  • 休暇等・・・9日

合計・・・87日

年間休日120日の人との差は大きい

年間休日というと「120日」という数字が一般的とされています。

 
あまり年間休日を気にしたことがない人でも、一度は聞いたことがある人がほとんどですよね。

 
その理由としては、土曜・日曜・祝日のいわゆる”カレンダー通り”に休めた場合の合計日数が、大体120日前後になるからなんです。

 
下記はカレンダー通りに休める人の大まかなイメージです。

 

カレンダー通りに休める人

日曜(52日)+土曜(52日)+祝日(17日)=121日(年間休日)

 
これだけ休める会社であれば、年末年始や夏季休暇も確実に休めるので実際にはもう少し休みが多くなります。

 
このようにカレンダー通りに休めてしまう人と比べると、年間休日87日はかなり少なく感じますよね?

 
単純に計算して年間で33日間も休日に差があるんです。

 
年間で約1ヵ月ほど休みが少ないのはさすがにデカいし無視できない。

 
中には「気にしない」という人もいるかもですが、年間で33日の差は肉体的な負担を考えても相当インパクトがありますよね。

 
10年働いたら300日以上休みに差が出るなんて恐ろしくないですか?

年間休日数87日では違法にならない

法律では裁けない年間休日87日

「年間休日数87日だと違法にならないのか?」という疑問を持たれる人もいると思いますが、年間休日数87日では違法になりません。

 
何故かと言うと労働基準法で定められている休日数は週1日、もしくは月4日の休日であるためです。

 
年間で87日休みがあれば、週1日・月4日の基準はクリアできているので法律的に違法ではないと言えるんですね。

 

POINT!

法律上は週に1日以上・月4日の休みがあれば問題ない

 
ただ年間休日数87日であっても、残業代が出ない場合は違法になるので注意が必要です。

 
少し話は逸れますが、みなし残業代など一定額の手当てが無い状態で残業代が支払われないのは違法なので覚えておきましょう。

年間休日日数87日がきついと感じる理由

有給休暇が取れない可能性が高い

年間休日87日がきついと感じる点として良くあるのが、「有給が取りにくい」ということです。

 
有給はどこの会社にもあるのでは?と思いがちですが、実際にきちんと消化できるかどうかはまた別なんですよね。

 
この有給休暇に関しては正直、年間休日が少ない会社の方が取得できる確率は低いんですよ。

 
何故かというと、年間休日の少ない会社は有給休暇を取得できるほどの人員体制や仕組みが出来ていない場合が多いためです。

 
逆に言うとカレンダー通りに休めるような会社は企業規模も大きく、休日面の待遇も整備されていることが多いので取得しやすいんですね。

※有給休暇の取りやすさ

  • 年間休日少ない会社・・・取れる環境じゃない
  • 年間休日が多い会社・・・取得しやすい環境

 
この辺りの内容を詳しく知りたい方は「有給休暇のない会社は違法?ないと言われた時に知るべき有給の実態」という記事を参考にしてみて下さい。

有給休暇のない会社は違法?ないと言われた時に知るべき有給の実態

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休日出勤も視野に入れておくべき

年間休日の少ない会社は、人員体制や仕組みが十分に出来ていない会社が多い。

 
実際その結果として隔週土曜休みになっている会社も多いです。

 
そして隔週土曜休みだからと言って、全員が一緒に休んで全員が一緒に出勤するわけではないですよ?

 
何人かのグループに分かれて、今週はAさんとBさんが休み、来週はCさんとDさんが休みといった内容も考えられます。

 
こういった 「休みの人もいるけど出勤している人もいる」という日がある会社は、交代要員や人手不足で出勤する羽目になることも多いです。

 
だから「隔週土曜日休みなら何とかなるか」と甘く見ていると、その休みすらきちんと取れないなんてこともある訳ですね。

年齢とともに体がついていかなくなる

人によっては待遇面を重視して慎重に仕事を選ぶよりも、目先の正社員という肩書に惹かれて安易に仕事を決めてしまう人もいます。

 
つまり休みなどの待遇面などよりも、正社員になることの方が重要だと考えるような方ですね。

 
仮にそれで年間休日87日の会社に入っても、若い時はいいですよ。

 
20代後半くらいまでならいくら忙しくても疲れ知らず、若さで乗り切れることが多いのも事実です。

 
ただその先はどうでしょう?

 
30代、40代、50代と年齢を重ねた時に、休みが増えるなんてことはありません。

 
若い時は良くても長く仕事を続けようと思った時に、年間休日87日の仕事はやはりきついと言えます。

年間休日数87日に対する世間の声

ここからは年間休日87日に対する世間の反応をご紹介していきます。

休みが少ない仕事に就くのは問題なのか?

休みが少ない仕事

年間休日の話題になると、休みが少ない仕事に就くのは問題なのか?という疑問を持つ人もいると思います。

 
結論から言ってしまえば、休みが少ない仕事に就いても何も問題は無いですよ。

 
これは、仕事を探す際の基準が休日だけとは限らないからです。

※仕事を探す際の基準

  • やりがい
  • 好きな仕事
  • 休日休暇
  • 給料・ボーナス
  • 会社の将来性

 
たとえ年間休日が87日であっても仕事へのやりがいを感じて応募するのであれば、その人にとっては価値のある仕事ですよね。

 
実際に休みが充実していても仕事にやりがいや面白みを見いだせず、数カ月も経たないうちに会社を辞める人は多い。

 
ただ 応募するからには、カレンダー通りに休める人との差や将来的な体への負担など、先々のことまで考えて行動するほうがいいと言えます。

 

POINT!

短期で考えず、将来的なことまで考えた上で仕事は選ぶこと

 
例えば若い時は休みが少なくても切り抜けられますが、40代・50代になった時も同じように働かなくてはいけません。

 
また家庭を持って子供が生まれた時に、家族との時間を確保するのが難しいと感じることもあるでしょう。

 
こういった将来感じるであろう不安や不満に対して、自分の中で納得できているのであれば、応募しても後悔はしないはずです。

将来のことを考えるなら休みの多い仕事へ

この記事で解説してきた通り、年間休日87日は休日としてかなり少ない部類に入ります。

 
それでも興味がある仕事や、やりがいを感じる仕事でなのであれば応募してみてもいいと僕は思います。

 
ただ仕事を決めるにあたって将来のことを真剣に考えるのであれば、素直に休みの多い仕事にした方が絶対にいい。

 
将来体力が衰えた時に辛い思いをしないように、1日でも休みが多い会社を探すことをおすすめします。

 
またこういった年間休日などの待遇を偽り、嘘の求人を出すダメな企業が今本当に多いんですよ。

 
そういった悪い会社に引っかかって後悔しないためにも、自分できちんとした会社かどうか調べることが重要です。

 
長く働ける良い会社に入るためにも、応募する会社のことはきちんと調べておきましょう。

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