週休1日はきついし疲れもとれない?辞めたい人続出、驚愕の年間休日とは

週休1日の職場

週休1日の求人を見かけて、「おっ!でも週休1日か・・・。」とためらった経験のある人は多いはず。

 
実際、週休1日制の仕事は給料が高いならいいですけど、大抵ただのブラック企業でいいように使われるだけなんですよね。

 
身近なところだと飲食店や建設業の人は週休1日であることが多いので、あまり特別なことに感じないかもしれませんが甘く見ない方が良いですよ。

 
休日は週とか月単位で見るんじゃなくて、「年間休日」で認識しないと後悔しますからね。

 
週休1日では疲れもとれないですし、肝心の休みは溜まった家事を片付けるか家で身体を休めるかくらいしかできないのが現実です。

 
20代ならまだいいですが、休みは増えていきませんから年齢を重ねるほどきついと感じることが多くなる訳ですね。

 
なので正直なところ、どんな理由があっても週休1日の仕事はおすすめできません。

 
ただ今現在ひどい労働環境で疲れきっており、切羽詰まっている人にはそれでも魅力的に映ることもあるでしょう。

 
この記事ではそんな、週休1日で働く仕事の気になる実態について書いていきます。

週休1日はきついし辛い

週休1日の仕事できつい人

大抵の場合、週休1日制で働かせるようなところは労働時間も長く残業も多いです。

 
これは週休1日の仕事が人をこき使って利益を出す、ブラックな体質の業界が多いことも関係しているんですね。

 
詳しくは次の項目で触れますが、週休1日の仕事は少し想像しただけでも激務が予想できるものばかり。

 
実際に僕もIT関係で働いてきた中で、1度週休1日の企業で仕事をしていたことがありましたがまあ地獄でした・・・。

 
労働時間も8時間とかそんなかわいい感じじゃないですし、過労とストレスで精神面・体調面ともにきつかったです。。

 
もう友達と遊ぶ気力もなくて貴重な休みはぐったりしているだけ。趣味の時間なんかも作れないので本当につらい。

 
これが週休1日で働く現実です。

週休1日制の仕事を甘く見ていないか?

週休1日を甘く見ている人のイメージ

僕たちの周りには飲食店や建設業、はたまた美容師さんなど週休1日で働く人たちがたくさんいます。

 
ただ身近に週休1日で働く人たちがいることで、「意外と大丈夫なのかな?」と勘違いしてしまう人が多いのも事実。

 
余程その仕事じゃないといけない理由があったりしない限り、半端な覚悟だと必ず「辞めたい・・・」と後悔することになります。

 
前向きなのは結構ですが、「何とかなる」が口癖の人とかは特に気をつけて下さいね。正直なんとかなりません。

 
自分の友人や先輩など、相談できる間柄に経験者がいない人は検討する事すら辞めておいたほうがいいです。

週休1日だとまず疲れがとれない

週休1日で疲れている人の眼鏡

休みが足りない休みが足りない休みが足りないっ!

 
週休1日の仕事の一番の問題点はそう、疲れがとれないことです。

 
ここまでも少し触れましたが、週休1日制の場合は普段の仕事も激務で残業も想定されるので簡単には疲労が抜けきりません。

 
激務でも仮に週休2日あれば身体を休めてリフレッシュもできますが、週休1日ならどこにも出かけず日々の疲れをとるので精いっぱいです。

 
当然疲れていれば気軽に遊べないですし友達は減っていく。ストレスの解消もできないのでイライラしっぱなし。

 
自分の体力や時間を無駄に使わない「省エネ人間」になってしまうため、人付き合いもおろそかになりがちです。

週休1日の年間休日はこんな感じで違法すれすれ

週休1日の人のスケジュール表

記事冒頭でも書きましたが休日は週や月単位で見るのではなく、「年間休日」で認識する必要があります。

 
これは週や月単位で休みを見てしまうと、どうしても深く考えること無く「今週・今月も乗り切った・・・。」で終わってしまうからなんですね。

 
例えばカレンダー通りに休める週休2日の人は、少なくとも年間休日で120日はあります。

 
週休1日の仕事はというと、1年間は52週で構成されているので年間休日で52日です。

 
もし仮に年末年始やお盆・GWなどの休暇が多少貰えるとしても、良くて年間休日60日に満たないでしょう。

 
つまり、カレンダー通りに休める人に比べて年間で2ヵ月ほど多く働いている計算になるんですよ。これすごい差ですよね?

 
ちなみに国が労働基準法で定める法定休日は「毎週少なくとも1回の休日を与えること」とされているので、先ほどの年間休日52日が最低ラインなんです。

 
もうお分かりだと思いますが、週休1日というのは違法にならないギリギリの年間休日なんですね。

週休1日でも給料が安いところはザラにある

週休1日の人の安い給料

でも!でもですよ?

 
これだけ休みがないとしても、給料が信じられないくらい高かったら我慢できる人もいますよね?

 
ずっと続けるのは無理だとしても、給料が良ければ計画的に貯金して後から人生を変えていくことはいくらでも出来ます。

 
ただこの週休1日の唯一の希望と言ってもいい給料、大抵は安いです。

 
日給月給なんかの場合は別ですが、週休1日だからと言って給料が高いとは限らないんですよ。

 
毎日8時間以上働いて残業して、週に休みが一日しかないとしても給料が15万円にも満たないこともある。

 
週休1日なんて大抵ブラック企業の集まりなので、安い賃金でいいように使われるだけなんですね・・・。

週休1日だと結局は辞めたいと思うことになる

週休1日で辞めたいと思っている人の手

人によって仕事に対する価値観は違いますし、人生の正解が異なるのは理解しています。

 
ただ、ほとんどの人が「何とかなるんじゃないか」という甘い気持ちで働いたあげく、「辞めたい・・・」となってしまうんですよ。
 
なかにはそんな職場でも頑張って出世していく人がいるかもしれません。

 
それでも将来結婚した時に、夫婦2人でゆっくりする時間も無ければ旅行や遠出が気軽にできないといった問題が出てきます。

 
子供が出来ても家族で過ごす時間を十分に取ることは難しいでしょう。

 
おまけに週休2日の人と変わらないくらいの給料なら、多く働いた4日分はタダ働きしているようなものです。

 
週休1日の求人を検討している人は、こういった現実的な面まで十分に考慮したうえで応募をするかどうかを決めるべきです。

悪いことは言わない、週休2日の仕事を探そう。

ここまで何度も何度も何度も書いてきましたが、週休1日の仕事はきついです。

 
1ヵ月だけ、1年だけなどの短期勤務であれば別ですが、これが正社員なら同じ条件で何十年も働き続けなくてはいけません。

 
加齢による体力の衰えや、将来家族が出来た時のことを考えると週休2日の仕事を探すのが一番です。

 
そして1つ注意して欲しいのが、こういった休日に関する記載で嘘を書く企業がいるということなんですね。

 
詐欺の様なものですが、求人ではもっと休みが多かったのに実際は週休1日だったということがある訳です。

 
こういった悪質企業に騙されない為には、職場環境や年間休日など企業の実態を事前に調べることがとても大事になってきます。

 
あとで後悔しないためにもきちんと会社の下調べを行い、長く働き続けられる会社を探しましょう。

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