仕事で10連勤は違法?疲れているのが当たり前の環境で起こる問題点

仕事で10連勤になっている人
  • 今週も当たり前のように10連勤を超えてしまった…
  • これって労働基準法の違反にはならないの?
  • このままだと身体が持たないのでどうにかして欲しい…

 
いつまでも休めずに働き続け、体力面・健康面での不安を抱えている人は少なくないと思います。

 
一般的な会社に勤めていれば「10連勤」は異常なスケジュールですが、繁忙期や人手不足によって一時的に連勤をしている人もいると思います。

 
ただいくら忙しいとは言っても、最低週に1日は休みたいですし余りにひどいと「違法なんじゃないか?」と疑ってしまいますよね。

 
それが一時的なものであればまだ耐えられますが、何だかんだと理由をつけられてしまい、休みなしで10連勤してしまうことが当たり前になっていたら注意が必要です。

 
この記事では、10連勤によって疲れているのが当たり前の環境で起こる問題点について解説していきます。

10連勤は違法にはならない

10連勤は法律で裁けない

4週間のうちに4日休みがあれば問題ない

一般的な企業は土日の2日間を休みにしていますが、それ以外でもほとんどの会社が週に1度以上の休日を設けています。

 
これは労働基準法の関係で、4週間のうちに4回の休日が義務付けられているからなんですね。

 
この「4週間のうちに4回の休日」という法律から考えると、10連勤をしたとしてもその後に月間で4回休みを与えれば、会社側は労働基準法の違反にはならない訳です。

 
極端に言えば15連勤しても20連勤しても、その後に4日休みを取れば違法にはなりません。

ただ会社としての考え方は普通ではない

法律上では問題が無い10連勤ですが、会社としての考え方としてはかなり問題があると言えます。

 
月に4日の休みを与えれば何連勤させても違法ではありませんが、それでは社員が疲弊してしまい体を壊すのは目に見えていますよね。

 
そういったリスクを分かっていながら、違法すれすれのやり方で従業員を働かせているくらいですから、従業員のことは少しも考えていない配慮に欠けた会社と言えます。

 
さすがに10日も連続で働いていて疲れない人間なんていませんから、分かっていて無理をさせている以外の何物でもありません。

週に1日は休みが無いと人間らしい生活が出来ない

10連勤では自分の時間をもつことすらできない

10連勤ともなると体力の回復に専念するだけで精いっぱいなので、帰宅してもほぼ寝るだけの様な生活になってしまいます。

 
食事をしてお風呂に入れればまだ良い方で、自由な時間はおろか家事をする時間もないですよね。

 
こうなってしまうと当然のことながら、恋人とデートをしたり友人と遊びに行くことすら出来なくなってしまいます。

 
連勤で溜まった疲労も回復できず、気持ち的な切り替えも出来ないのでストレスは溜まりますし、働くために生きているようなものです。

 
やっと連勤を終えても連休とは限りませんし、休みがきても疲労から1日中寝ているか、溜まった洗濯物や散らかった部屋を掃除するだけでやっとです。

 
仮にこの生活が1ヵ月や2ヵ月などの短期間であれば、終わりも決まっていますし何とかなるでしょう。

 
ただ常にこのような状態で働いていては、どんなにメンタルが強い人でもおかしくなってしまうはずです。

疲労回復が出来ないと免疫力が低下する

疲労の蓄積を甘く見ない

人間はきちんと休息を取り、疲労回復が出来ていないと免疫力の低下を引き起こしてしまいます。

 
個人差はありますが休めないまま疲労回復できないでいると、下記の様な症状に心当たりが出てくるはずです。

  • 口内炎
  • 疲れやすい
  • 肌荒れ
  • アレルギー
  • 風邪

 
20代の前半であれば無茶をしても若さで乗り切れますが、年齢を重ねると確実に体の機能は衰えてきます。

 
疲れ切っていると健康に配慮する余裕もなくなるので、食事は疎かになってしまいますし、良い方向に好転させるのも難しくなってしまいます。

 
こうやって必要な休息を取れないことで、確実に健康を害してしまうことに繋がります。

連勤が常態化しているといつか身体を壊す

働き詰めで身体を壊す

こうして休みが無いまま連勤が続いてしまうと、身体を壊してしまうのはもう時間の問題です。

 
これは肉体的な面だけでなく、精神的な面に関しても同じことが言えます。

 
休みなく働き続けていれば精神的に休まる時間はありませんし、心に余裕の無い状態も続くため想像以上にストレスを抱え込んでしまいます。

 
実は過労で倒れてしまったりするよりも、この精神的なストレスが限界に達してしまう方が恐ろしい結果になる場合が多いです。

 
肉体的な疲労は休息を取ることで短期間でも回復が望めますが、精神的に追い詰め過ぎてしまい鬱病などになってしまった場合には回復に最低でも1年は必要とします。

 
なかには無理をし過ぎてしまい、数年間まともに働けなくなってしまうこともあります。

まともに休めない会社は経営者が問題を抱えている

連勤が当たり前の会社は社長がダメ

いくら法律上問題が無いからと言っても、休みなしで10連勤もしなければいけない会社は経営者が必ず問題を抱えています。

 
これは「労働者を大切にしない経営者の考え方」がすべてを悪い方向に持っていくからに他なりません。

従業員軽視→従業員を酷使する→連勤で休めない→離職率上がる→人手不足

 
社長が従業員を軽視することで、上記の様な悪い流れに発展するからです。

 
連勤の原因となる人員不足も、従業員を酷使していれば離職率は上がりますから、ある意味当たり前の結果ですよね。

 
恐らくですが、10連勤もするような会社だと残業代もきちんとつかなかったり、有給の取得も怪しいのではないでしょうか?

仕事は体を壊すリスクを負いながらするものではない

最近では相次ぐ過労死の影響を受けてか、労働環境に関する健全化を求める風潮がありますが、まだまだ日本にはこういった会社があるのも事実です。

 
特に40代50代と言った世代では辛いことでも耐えるのが美徳とされていますが、我慢し過ぎて体を壊しては何にもなりません。

 
本来仕事は生活に必要なお金を稼ぐためのものであって、体を壊すリスクを冒してまでやるものではないですよね。

 
仮に10連勤をしていい環境があるとすれば、あなたが夢を持って追いかけている仕事だった場合です。

 
文字通り人生をかけてやりたい仕事であれば、こういった働き方もリスクを承知の上で挑む価値があるでしょう。

 
ただそうでないなら、自分の健康や人生の貴重な時間を犠牲にしてまでやることはありません。

 
休みなく連勤することが当たり前になっている人は、自分の健康や将来的な事も考えた上で働き方を考える必要があります。

 
自分の体の異変に気が付き限界を感じたら、身体を第一に考えましょう。

この記事がお役に立ちましたら、シェアしていただけると励みになります。