【完全版】シフト制の正社員が語る3つのメリット・4つのデメリット

シフト制正社員のメリットとデメリット
  • シフト制の仕事が気になるけどきついのかな?
  • 休日の予定は立てずらい?休みの希望とかは出せるの?
  • シフト制の正社員の求人ってどうなんだろう…

 
求人情報を眺めながら、シフト制の仕事に対する疑問を持っている人は多いと思います。

 
実際そのスタイルを好んで働いている方も多い「シフト制の仕事」ですが、最近は求人自体が増えていることもあり、正社員の求人もよく見かけますよね。

 
転職にあたって土日休みの仕事からシフト制の仕事を検討する人も多いため、休みのことなど気になることも多いはず。

 
僕自身シフト制の正社員をしていた経験があるので、シフト制の仕事に対する疑問にはかなり答えられる自信があります。

 
この記事ではそんな、シフト制の正社員で働いた人にしか分からない休日の事や、気になるメリット・デメリットについて解説していきますね。

シフト制の仕事の休みについて

シフト制の休みに対する立ち回り方

シフト制の仕事は一見、アルバイトの時のような自由さを感じさせてくれます。

 
休みの希望も出せるには出せますが、他の人員との兼ね合いもあるので「頻繁に休みの希望を伝える」という行為は現実的じゃないです。

 
簡単にまとめると、「要望を出せば必ず休めるほど自由ではない」という事ですね。

 
あまりアルバイト経験がない方には分かりずらいですが、シフトとは誰かに負担や不満が集中しないようバランスよく作る必要があるからです。

 
普段の休みはシフト作成者にお任せして、「どうしても外せない用事がある時にだけ前もって希望を出す」というのがシフト制における一番無難な立ち回り方です。

【シフト制の仕事における立ち回り方】

  • 自分の要望が何でもかんでも通るわけではない
  • 「ここだけはどうしても」という時だけ申請する

 
シフトを作成する管理者には全員から色々な要望が寄せられるので、極力わがままは控えるのがベターなんですよ。

 
これは正社員でも一緒です。

 
普段から協力的な態度を取っておくことで、いざ自分がどうしても休みたいときにすんなり休ませてもらえますからね。

 
会社の方針などにもよりますが、シフト制と言えど正社員で毎週休みの希望を出すのは仕事上の評価を落とす原因になってしまいます。

 
休日に関してはこのくらいにして、ここからはシフト制正社員のメリットを見ていきましょう。

シフト制の仕事で正社員として働くことのメリット

①平日の休みに役所や銀行、病院などに余裕を持っていける

平日の休みに銀行などの用事を済ませられる

シフト制の正社員で一番のメリットとも言えるのが「平日休み」です。

 
土日が休みの一般的な会社員の場合、8時~17時などの形で仕事をしていると役場での手続きや病院などの公共機関に行けない状況が生まれます。

 
これがシフト制の仕事であれば平日が休みになる確率は高いですし、早朝から始まるシフトなら仕事終わりにぎりぎり駆け込める可能性がある訳です。

 
なかでも一番助かるのは免許の更新ですね。

 
基本的に免許の更新は平日なので、普通であれば有給休暇を取って更新に行くことも珍しくありません。

 
ですが平日に休みが取れればシフトを調整してもらうだけで行けたりするんですよね。

 
こういった生活する上で必要な用事を溜めずに、上手く消化していけるのがシフト制の1番のメリットと言えます。

②時間帯と曜日によっては通勤ラッシュを避けられる

通勤ラッシュを避けられる

これもシフト制ならではの特権「通勤ラッシュの回避」。

 
少し遅めの時間から仕事が始まる日は通勤ラッシュを避けられますし、土日なら平日より確実に平和な通勤ができます。

 
車なら渋滞を避けられますし、電車であれば座っていける確率も高いので通勤ストレスが軽減できます。

 
僕の場合は電車だったので、通勤ラッシュに巻き込まれずに通勤できるのが本当に嬉しかった思い出があります。

 
電車通勤の場合は往復の通勤が楽になるだけでも疲労感が全く違うので案外馬鹿にできないですね。

③きちんと休みが取れるなら連勤の数が少なくなる

連勤数が少なくなって負担が減る

意外と盲点なのが「連勤の数」です。

 
例えば下記のように週休二日制で土日休みの一般的な正社員を例にすると、通常5連勤の後に2日休むという形になります。

 
ですがシフト制の仕事の場合はシフトを組む性質上、連休にはなりにくいため休みが分散されて連勤日数が少なくなるという事です。

週休二日 → 出・出・出・出・出・
シフト制 → 出・出・・出・出・出・
この辺りは好みが分かれるところですが、考え方によっては適度に休みを挟んでいけるという解釈もできるんですよね。

 
実際シフト制の仕事をしている方は、この「適度に休みを挟んでいける」スタイルを好んでいることも多いです。

 
連休よりも休みを分けて取りたい人にはぴったりだと言えます。

 
では次にデメリットを見ていきましょう。

シフト制の仕事で正社員として働くことのデメリット

①土日に休めないので家族や友人と予定を合わせずらい

家族や友人と予定が合わない

これが最大のデメリットで一番つらい部分かもしれません。

 
それはずばり「周りとの予定が合わせずらいこと」です。

 
相手が自分と同じような不定休の人であれば調整するだけですが、土日休みの友人や彼女と遊ぼうと思うとなかなか予定が組めません。

 
結局どちらかが相手に合わせることで解決しますが、お互いが土日休みであれば最初から「じゃあ次の週末にでも」で済むんですよね。

【不都合その1】

  • 友人や彼女と予定が合わせずらい

 
また、頭を悩ますのは冠婚葬祭や子供の行事への参加です。

 
結婚式を例に解説すると、式は基本的に該当する人が多いであろう土日休みの人を念頭に週末に組まれることが多いですよね。

 
シフト制で働いている側からすると、招待を受けた式の日に休日を調整できるかどうかで毎回ヒヤヒヤします。

 
同じ理由で運動会など子供の行事も週末開催が多いため、家族のいる方は特に大変なんですよね。

【不都合その2】

  • あらゆる行事に参加しずらい

 
これらは有給で調整出来ることもあると思いますが、土日が忙しいホテル業や飲食業などサービス系の仕事の場合は難しいかもしれません。

 
人を管理指導する管理職的な立場であれば、余計に休むハードルは上がってしまうと思います。

②働く曜日と時間が常に変動するので生活のリズムを作りにくい

生活リズムが不安定になる

若い時は気が付きにくいですが、「生活のリズム」が一定でないと免疫力の低下を招き、体調不良になる原因を作ってしまいます。

 
一般的な週休二日で時間固定の仕事の場合は、就業時間も休日も決まっているのである程度生活に一定のリズムが出来上がりますよね。

 
ですがシフト制の仕事であれば早番と遅番などに分かれる可能性が高く、それによって夜寝る時間や朝起きる時間、食事の時間が統一されない事がほとんどです。

 
これによって生活リズムが不規則になり、体調不良を招く原因となることがあります。

 
20代のうちなら気になりませんが、年齢を重ねるにつれて生活リズムの乱れを「きつい」と感じることも多くなっていきます。

③シフト作成の関係上、連休が取りずらい

シフト制の都合で連休が取りずらい

シフト制の仕事は1日の仕事を無事に終えられる人員構成を考え、シフトを作成していきます。

 
その過程で人員を偏りなく配置していくことが多いため、基本的に連休になることはあまりないと思っていた方が良いと僕は思います。

 
これは同じ人を2日連続で休みにしてしまうと、その人がいない穴をカバーするのに色々と調整が必要になってしまうからなんですね。

 
こういったことからシフト制の職場で連休を取る場合には、元々ある休日に有給を繋げる傾向が多く見られます。

④体調不良や病欠が出た場合に穴埋めが必要になる

急な欠勤には穴埋めが必要になる

シフト制の仕事特有の悩みですが、せっかくの休日にピンチヒッターとして駆り出されることがあります。

 
土日が休みで週休2日の会社では、風邪をひいて誰かが欠勤してもピンチヒッターは誰もいません。

 
当然ですが、すでに全員が出勤しているのでせいぜい誰かの仕事が増えるくらいです。

 
ですがこれがシフト制の仕事であれば、その日休みの人がピンチヒッターになってしまうんですよね。

 
正直なところ、余程外せない用事があるとかでない限り出勤する羽目になることがほとんどです。

 
シフト制の仕事は仕事量に対して人員を配置しているので、どうしてもこういった傾向がありますね。

シフト制の求人に興味がある人はよく考えたほうがいい

不規則で休みも曖昧なシフト制は健康の維持が難しい

シフト制の仕事は健康維持が難しい

「どうしてもやりたい仕事がシフト制だった」と言う場合を除くと、シフト制の仕事はあまりオススメできません。

 
これはシフト制の仕事そのものやシフト制を扱う業界を批判する訳ではなく、実際問題として身体への負担が大きいからです。

 
その一番の理由は休日も含めて、一定の生活リズムで生活できないことなんですよね。

 
固定勤務制の仕事であれば、「起床時間・食事のタイミング・就寝時間・休日」などのパターンが大きく崩れることはありませんよね?

 
せいぜい残業で帰りが遅くなったとかその程度でしょう。

 
ただこれがシフト制の仕事だと毎日変動し休日も定まらないため、生活リズムが滅茶苦茶になってしまいます。

 
若い時は何とも思わない滅茶苦茶な生活も、年齢が30を超えてくると不眠症やストレス過多などの健康被害が出てくることもザラだったりします。

シフト制の仕事を上手く続けられるのは20代まで

シフト制の仕事は若いうちだけ

誰もが30歳前後になると一つの区切りとして、自分の人生について真剣に悩む時期がきます。

 
「今の仕事を一生続けていけるのか?」「家庭をもつべきだろうか?」など、今後の人生の方向性を考えるような時ですね。

 
シフト制の仕事でも「このまま頑張っていこう」と考える人もいますが、それには健康と家庭をある程度犠牲にする必要が出てきてしまいます。

 
これはシフト制のデメリットでも書きましたが、やはり休日が定まらないと家族や子供との時間が取れません。

 
なので30代になるタイミングで自分の健康や家族との時間などを考え、固定勤務制の仕事に転職していくというパターンは少なくないんです。

 
職種にもよりますが、僕が見てきた範囲だと特に飲食関係の仕事ではこのパターンは多かったですね。

 
正直に言うとその職業自体にこだわりの無い人が、シフト制の仕事を何の問題もなく続けられるのは20代までだと思っていた方がいいですね。

シフト制の仕事をしたい場合は会社選びを慎重にする

私はシフト制の仕事自体は否定しません。

 
ただシフト制のデメリットを理解してもなお、就きたい仕事がある場合は会社選びを慎重にした方が良いです。

 
この記事の中でも少し触れましたが、休日や勤務時間が曖昧になりがちなシフト制の仕事(業界)では、どうしてもブラック企業が多い傾向にあるんですね。

 
普通の会社なら働き過ぎだと思われるような環境でも、シフト制の仕事では”当たり前”で片ずけられてしまうなんてことはザラです。

 
若さや根性だけで乗り越えられるような仕事ばかりではありません。

 
いつも求人情報を眺めながら”なんとなく仕事を探しているような人”は、特に注意して転職活動をしてみて下さい。

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